パワーユニットはハイブリッドもしくはプラグインハイブリッド
ブガッティは現在、ラインアップの拡大を真剣に検討中。なおかつ、これまでのスーパーカースタイルとは大きく異なるモデルを開発しているといわれている。それが何かを某専門誌がステファン・ヴィンケルマンCEOにインタビューしたところ、「ブガッティにSUVはない」と語ったという。しかしSUVそのものではない一方、4ドアモデルを検討していることは事実のようで「往来のSUVより車高が低く、サルーンより着座位置が高いスポーティなクロスオーバー」と伝えられた。
その製造コストは1台につき約1億円と試算されていて、実際に販売される場合の価格は「シロン」の約3億円を超えるとか。しかし、それより極端に高いことはないという。
今回、そんな情報をもとに予想CGを提供してくれたのはデザイナーのSajdin Osmancevic氏。その外観はブガッティらしいフロントマスク、ブランドの象徴でもあるボディサイドの「Cシェイプ」、スリムなテールライト、アグレッシブなリヤバンパーなどが盛り込まれている。一方、搭載するパワーユニットに関しては明らかにされていないが、過去のインタビューでヴィンケルマンCEOはハイブリッド、またはプラグインハイブリッドの採用を匂わせているという。このブガッティが放つスーパーカーではないニューモデル、ワールドプレミアは2023年を目標にしており年間の生産台数はブガッティとしては異例といえる800台を計画しているそうだ。