2013年に登場したCセグメント・ハッチバックのボルボV40。当時、世界初の歩行者用エアバッグや自動ブレーキの向上といった話題に加え、新鮮なスタイリングで注目を集めたモデルだ。今回はV40の最終モデルを試乗して、改めてその実力を検証した。
2019年内に生産終了で次期モデルの登場は未定
2012年にジュネーブ・ショーでデビューし、日本では2013年から発売が開始された2代目ボルボV40。当時は、ほかのハッチバックとは一線を画するほど、クーペ的でスタイリッシュなデザインが魅力的で、そこには昔の四角いボルボの面影は一切なく、走りのイメージも以前のように穏やかでなく、スポーティに一変していたのが、今でも印象に残っている。
2016年のマイナーチェンジではフロントまわりの意匠を変更。XC90同様に、T字形のLEDヘッドライトが採用された。
また、V40のボディサイズは日本の道路事情に合っていて、国内販売がスタートした途端に大ヒットをマーク。その後はV40クロスカントリーの追加やエンジンのラインアップも強化され安定した売れ行きを誇っていた。
T3のパワートレインは152ps/250Nmを発生する1.5直4ターボ+
6速AT。
そんなボルボV40とV40クロスカントリーが2019年内に生産終了を迎え、次期モデルの登場も今のところ未定という……。