料金プランは使い方に合わせて4つから選択可能!
日産自動車は12月3日、電気自動車(EV)オーナー向けの充電サポートプログラムである「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム(ZESP)」のプログラムを改定。「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)」として12月16日より加入受け付けを開始する。
ZESPは、日産販売店舗および高速道路のSAやコンビニなどに設置された日本充電サービス(NCS)が運営する全国約6900基の急速充電器を使用するための充電サポートプログラム。2010年の初代「日産リーフ」発売に合わせてスタートした。現在ではリーフを購入した約9割のユーザーが現行プログラムであるZESP2に加入している。
今回改定する日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3では、ユーザーの利用ニーズに合わせて選べるようにプログラム内容と料金体系を改定。新車、中古車を問わず利用できる。
料金プランは、月額500円(税別)にNCS充電スポットを使った分だけ支払う従量課金制の「シンプル」プランと、月額4,000円~10,000円(税別)の基本料金に急速充電器の無料充電回数をパッケージ化した「プレミアム」3プランの計4プランから選ぶことができる。また、プレミアムの加入ユーザーは3年間の定期契約を結ぶと月額の基本料金から毎月1,500円(税別)が割引される。
なお、ZESP3では各プラン共通のサービスとしてレンタカー利用の際に基本料金(税別)が最大50%割引となる「日産レンタカー割引サービス」が提供される。
日本国内では、初代リーフの発売以降10万台以上のEVが保有。EVの普及に合わせ、インフラ整備も加速的に進んでいる。現在、急速充電器は全国で7,800基以上が設置を完了しており、普通充電器と合わせると全国で約30,300基の充電器を利用することが可能だ。
今回のZESPのプログラム改定は、今後のEV普及拡大を見据え日本全国に拡充された充電インフラをあらゆる利用者が、それぞれの充電形態や走行距離等に応じて、より便利に使えるようにサポートするものになっている。