発表会

究極のブリティッシュラグジュアリーを体現! 「ベントレー フライングスパー」が発表

“フライングB”マスコットも新デザインに

英国ベントレーのラグジュアリー4ドアグランドツアラーである新型「フライングスパー」が2019年12月4日、東京港区のグランドハイアット東京を会場に日本初披露された。

「創業100周年の最後に発表できて嬉しい」と、ベントレーモーターズジャパンのティム・マッキンレイ代表の挨拶とともにアンベールされた新型ベントレー・フライングスパーは、英国クルーで完全新開発された3世代目モデルにあたり、全長5316×全幅1978×全高1484mmのプロポーションは先代モデルとほぼ同寸ながら、フロントアクスルを130mm前進させたことで室内空間を拡充するとともに、総重量2437kgとなるボディの前後重量バランスを最適化している。

男性的な逞しさと女性的な繊細さを併せ持つ彫りの深い造詣のエクステリアは、ボンネットに同ブランド伝統のクロームストリップがあしらわれ、その先端には新デザインの「フライングB」マスコットを初採用。しかもこのマスコットはリモコンキー連動の電動格納式となっている。

ロー&ワイド化されたクロームグリルの左右には輝きを増したLEDマトリクスヘッドライトを備え、特徴的なフェンダーアーチから連続するリアコンビランプが「B」モチーフに。22インチの専用ホイールもデザインを刷新するなど、100年ブランドならではの伝統的なアイコンと新世代デザインを巧みに融合させたといえる。

「ウイングドBデザイン」を踏襲して最上級レザーやウッドパネルなどの天然素材を贅沢に使ったインテリアは、手に触れる部分が先行デビューのコンチネンタルGTに通じるデザインとなり、センターベントの中央にはアナログ時計が配される。始動時にダッシュボード中央が回転して12.3インチ液晶タッチスクリーンと3つのアナログメーターが出現するローテーションディスプレイは、ウッドパネルのままでも走行できるよう改められた。

搭載パワートレインもコンチネンタルGTと共通で、最高出力635psと最大トルク900Nmを発揮する、5950ccのW12気筒直噴ツインターボにZF製8速デュアルクラッチ式トランスミッションを組み合わせたフルタイム4WDで、0→100km/h加速が3.8で最高速度は333km/hに達する。また、48V電制アクティブロールコントロールと最大4.1度まで後輪に舵角を加える電子制御式4輪操舵システムを初採用したことで、取り回しのよさと操縦性、高速走行時のスタビリティを向上。もちろん先進運転支援システムもフル装備となる。

この日本披露となるベントレー・フライングスパーの最新モデルは、2020年第二四半期にデリバリーの予定で税込車両価格は26,674,000円となる。また、特別装備(6,735,769円)を加えたファーストエディションも期間限定で発売。全国正規販売拠点でのセールスイベントのほか、六本木ヒルズ大屋根広場(12/7-19)、福岡モーターショー2019(12/20-23)、広島輸入車ショウ2020(2020年2/1-2)でも一般公開される。

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