雲海の発生しやすい早朝は逆さ富士と出会うチャンスも大
富士五湖の中で最も西寄りに位置する本栖湖は、逆さ富士の名所として知られる。千円札や旧五千円札に描かれた「湖越しの富士」は、湖畔にある浩庵キャンプ場レストハウスの背後の崖の上から描かれたものだ。
雲海の出やすい早朝の時間帯は、風がなく湖面に波が立たないので、運が良ければ逆さ富士と雲海を同時に見ることも可能。下部温泉方面へと通じる国道300号・本栖みちからの富士＆本栖湖の眺めもすばらしい。
アクセスガイド
Data【Spot 36 本栖湖】
雲海遭遇率 ★
雲海の季節 通年
◎所在地／山梨県身延町
◎ルート／国道300号（身延みち）
◎最高地点／標高940m
◎冬季閉鎖／なし
【C】休暇村富士
ダイヤモンド富士も見られる田貫湖畔の宿
この休暇村･富士は、全国の休暇村の中でも最も高い稼働率を誇る人気の宿。その理由は眺望の素晴らしさで、客室からも大浴場からも雄大な富士の姿を見ることができる。公共の宿だけに宿泊料金はリーズナブル。コテージもあり、大人数のファミリーやグループで泊まれば割安に利用することができる。
●1泊2食付12,960円（平日）〜／日帰り入浴料800円（11:00〜14:00／火曜定休）／富士宮市佐折634／TEL 0544-54-5200
観光情報
富士河口湖町観光課 TEL 0555-72-3168
富士宮市観光協会 TEL 0544-27-5240
文：佐々木 節／撮影：平島 格
『雲海ドライブ＆スポット』より転載。掲載データなどは2017年8月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。
