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迫力は「007」シリーズ仕込み! 新型「ランドローバー・ディフェンダー」のTVCMが公開

撮影には製造7台目、「VIN007」を含む10台の新型ディフェンダーを使用

ランドローバーは、新型「ディフェンダー」が過酷な路面でのパフォーマンスを披露するTVコマーシャル動画を公開した。映像には、新型「ディフェンダー」が「007」シリーズ最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で活躍する制作現場の特別映像が使われており、新型「ディフェンダー」が宙を舞うリハーサル映像も含まれている。

新型「ディフェンダー」は、沼地や川をトップスピードで進むなど極限のテストを重ねており、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」のカーチェイス・シーンは、スタント・コーディネーターのリー・モリソン氏とオスカー賞受賞の特殊効果・アクションカー担当スーパーバイザー、クリス・コーボールド氏の主導で制作された。

リー・モリソン氏は、次のようにコメントしている。

「ディフェンダーのポテンシャルは私たちの想像を凌駕しており、最高のワクワク感を演出することができたと自負しています。妥協のない挑戦によって、驚くようなカーチェイス・シーンを皆さまに披露できると思います。ぜひご期待ください。」

また、ランドローバー「ディフェンダー」のビークルライン・ディレクター、ニック・コリンズも次のようにコメントしている。

「私たちは新型ディフェンダー向けに、このモデル専用の過去最高となる過酷なテストの新基準を設けました。橋を飛び越えるなど、数々の試験で物理的な堅牢性や耐久性を測定しています。この新基準により、自信をもって「ノー・タイム・トゥ・ダイ」でスタントチームが作りたいものを提供することができました。今回、ロールケージを設置したことを除けば、車体構造には全く手を加えていません。」

撮影の際「ディフェンダー」に乗り込んだのは、フォーミュラ3Wシリーズでその高い手腕を買われ、モリソン氏に抜擢されたジェシカ・ホーキンス氏で、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」がデビュー作となる。ホーキンス氏は、次のようにコメントしている。

「ジェームス・ボンド映画でスタント・ドライバーを務めるほど爽快な体験は他にないでしょう。この傑作で新型ディフェンダーを運転することができ、光栄に思います。」

ランドローバーのデザイン・チームは、スペシャル・エフェクト、アクション・ビークル・スーパーバイザーのクリス・コーボールド氏と密に協力して、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で使用する「ディフェンダー」の仕様を決めてきた。また、この作品で登場する「ディフェンダー」の車両は、スロバキアのニトラにあるジャガー・ランドローバーの新しい製造工場で作られた最初の新型「ディフェンダー で、「ディフェンダー110X」サントリーニブラックモデルをベースとして、暗い色のキックプレート、20インチのダークフィニッシュホイール、オフロード向けプロフェッショナルタイヤを搭載している。

ジャガー・ランドローバーは、「007」シリーズ制作においてEONプロダクションと長きにわたりパートナーシップを結んでおり、その始まりは、1983年の「Octopussy」で「レンジローバー・コンバーチブル」にまで遡る。

今回はランドローバーきっての名車が使用されており、新型「ディフェンダー」のほかに、「レンジローバー・スポーツSVR」、「ランドローバーシリーズIII」、「レンジローバー(クラシック)」も登場する。

なお、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は全世界で公開となり、皮切りとなる英国ではユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルを通じて2020年4月2日に、米国ではメトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオからユナイテッド・アーティスト・リリーシングのバナーとして2020年4月10日を予定している。

「ノー・タイム・トゥ・ダイ」あらすじ

ボンドは現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。しかし、CIA出身の旧友フィリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なもので、やがて、それは脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕を追うことになる。

No Time To Die JP

H.Tanaka

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