ニューモデル

ベントレーが「コンチネンタルGT」シリーズに最高峰のラグジュアリーモデルを追加

ビスポーク部門「マリナー」が誇る超一流のクラフトマンシップを惜しみなく

2月19日、ベントレー・モーターズは同社のビスポーク部門「マリナー」が手がけた最高峰ラグジュアリーモデル「コンチネンタルGTマリナー・コンバーチブル」を設定、3月3日に開幕するジュネーブ・モーターショー2020で初公開すると発表した。

このモデルは、マリナーが世界に誇る超一流のクラフトマンシップによって、この上なく贅沢に仕上げられていることが特徴。エクステリアでは「ダブルダイヤモンド」フロントグリルや、「Mulliner」のロゴがあしらわれた特別仕立てのサイドベントが目を引く。

ダブルダイヤモンドのデザインは、ベントレーならではのキルティングパターン「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」にインスパイアされたもの。ホイールは新設計の22インチ10スポークタイプで、ポリッシュ仕上げを施す。ホイールのセンターバッジは、ホイールが回転しても常に正位置を保つセルフレベリング機構付きだ。

インテリアでは、やはりダイヤモンド・イン・ダイヤモンドパターンのキルティングがアピールポイントといえる。このモデルでは前後4席やドアトリム、リヤクオータートリムに採用。さらに初めてトノカバーにも用いられた。相性のいい2色のコントラストステッチによって、キルティングの縫い目を一層際立たせている。ちなみに、ひとつのダイヤモンド模様を縫うのに712針、キャビン全体を縫い上げるのに約40万針を要し、この刺繍には開発だけで18カ月もの時間がかけられたという。

インテリアの配色パターンはマリナーが新たにデザインした8通りのスプリットから、カスタマーが好みの3色を選びコーディネイトされる。この3色のうちの1色はアクセントカラーとなり、インテリアに特徴的なラインを描き出す。ヘッドレストに添えられる「MULLINER」の刺繍もインテリアの彩りにひと役買っている。

センターコンソールのエアベントの間には、同社が長きにわたってパートナーシップを結んでいる「ブライトリング」の高級時計を搭載。ブラッシュ仕上げの美しいシルバーがキャビンに見事に調和している。

アンビエントライトは7色が設定され、これにはトレッドプレートの「MULLINER」の文字がLEDによって発光するウエルカムライトも含まれている。

このほか、2200W/18スピーカーで構成するNaim製の最上級オーディオシステムも装備。このシステムにはアクティブバストランスデューサー2基と20チャンネルアンプ、アクティブバス付きのDSPサウンドモード(8種類)が含まれている最先端システムだ。

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