フルヌード状態のボディには333㎰のパワーユニットを搭載!
フォルクスワーゲンは、3月に開催されるジュネーブ・ショーで次期「ゴルフGTI」、および「ゴルフGTD」の初公開を予告済みだが、今回キャッチされたのは最強モデルとなる「ゴルフR」。しかも、カメラが捉えたテスト車はフルヌードの状態だった。
ほとんど“非公式”デビューの状態だったテスト車両は、フロントエンドにフィンを備える大ぶりなコーナーエアインテーク、リヤには巨大なディフューザーとクワッドエキゾーストパイプを含むアグレッシブなバンパーを装備。さらに、大型ルーフスポイラーなどが確認できる。また、サイドスカートやクロスドリルを備える巨大なブレーキディスク、ブルーのブレーキキャリパーなどによって「最強のゴルフ」らしい外観に仕上げられている。
なお、今回はキャビン内の撮影こそ叶わなかったが、後部からのショットを拡大するとベースモデルと同様の仕立てになっているようだ。デュアルディスプレイを備えたダッシュボードや、スポーツステアリングホイールの存在が確認できる。
搭載するパワーユニットは、従来モデルと同じく2L直列4気筒ガソリンターボ。333㎰の最高出力を発揮し、組み合わせるトランスミッションはDSGで駆動は4WDの「4モーション」となる。そのパフォーマンスは0~100km/h加速が4.6秒、最高速度は270km/hをマークするという。
注目のデビュー時期は、GTIやGTDの発表からおよそ4カ月後。7月のグッドウッドフェスティバルオフスピードという説が有力だ。