スクープ

【スクープ】トヨタの次期「ノア」シリーズはTNGAを採用。エクステリアもスポーティに進化する?

ハイブリッドシステムには、2Lのダイナミックフォースエンジンを採用

トヨタの人気ミニバン、「ノア」シリーズの次期型に関する情報を入手。今回はそれを元に予想CGを制作した。

初代ノアは、商用車ベースだった「タウンエース・ノア」の後継として2001年にデビュー。姉妹車の「ヴォクシー」ともども、乗用車用プラットフォームを採用した5ナンバー規格(一部グレードを除く)のミニバンとして国内市場では幅広い支持を獲得した。2014年に登場した現行型は3代目にあたるが、このモデルからパワートレインにハイブリッドを新採用。さらに新たな姉妹車として「エスクァイア」も追加されている。

現行ノア

そんなノア・シリーズの次期モデルでは、プラットフォームに「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を採用。5ナンバー規格を基本としたボディはサイズが拡大される模様だ。また、高剛性化に加え一層の低重心化によりミニバンではトップクラスの操縦性を実現しているという。

エクステリアでは、現行型よりラウンドさせたリヤ回りの造形でスポーティなイメージを獲得。その一方、前後はサイド上部が立体的にデザインされワイド感も強調される。また、この種のミニバンでは不可欠な高級感の演出はメッキトリムや大胆な形状のグリル類で現行モデルよりわかりやすいものとなりそうだ。

搭載するパワーユニットでは、ハイブリッド仕様に「レクサスUX」と共有するダイナミックフォースエンジンを採用。排気量は現行の1.8Lから2Lに拡大される一方、熱効率は40%を実現することで経済性には磨きがかかる。

この次期ノア・シリーズのワールドプレミアは最速で2021年5月、遅くも同年の秋頃という説が有力。なお、全ラインアップを扱えるトヨタの販売チャンネル改変の影響で、現行のノア、ヴォクシー、エスクァイアという3モデル態勢が1モデルに統合される可能性が高いという。

CARSMEET web編集部

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