ハイブリッドシステムは新型「フィット」譲りの2モーター式に
ホンダのステーションワゴン、「シャトル」の次期型に関する情報を入手。今回は、それを元に予想CGを制作した。シャトルは、「フィット・シャトル」の後継として2015年に初代が登場。「フィット」の名が外される一方、それをベースとした1モーターの「SPORT HYBRID i-DCD」が採用された。2019年には大幅改良を実施。LEDフォグを含むフロントバンパーやリヤバンパーなどが一新されている。
注目の次期型だが、A&Cピラーを前後に伸ばしワンモーションシルエットを強調。現行型よりスタイリッシュに仕上げられるという。サイドグラフィックは、リアに向けてキックアップするキャラクターラインが鮮明となりシャープさが演出されるようだ。また、フロントマスクはグリルをバンパー下端まで伸ばして押し出し感をアピール。ヘッドライトを取り巻く大型のブルーLEDと、それに合わせた切り立ったデザインのディフューザーがスポーティな風情を醸し出しているようだ。
パワートレインの目玉は、新型フィットにも採用されている1.5L直列4気筒+2モーターのe:HEVハイブリッド。おそらくシステム合計出力は150ps以上、燃費は現行型より1割程度は伸びていると予想される。安全装備では、アップデートされた「ホンダセンシング」を搭載。精度が高められた「誤発進制御機能」、「後方誤発進制御機能」、「路外逸脱制御機能」などが搭載される。そのデビュー時期は、2021年の夏以降と予想される。