コラム

装飾パーツだけクルマ1台分の価格!?【吉田由美のスーパースポーツ驚愕オプション紹介】ベントレー・ベンテイガ スピード編(その1)

ベントレー初のSUVで選べるオプションをいろいろご紹介!

スーパースポーツカー、スーパーラグジュアリーカーのオプションの世界は想像を絶するものがあります。まあ、本体車両価格を考えるとオプションのお値段はそれ相応(?)なのかもしれませんが、それでもいちいち驚いてしまう庶民の私。かと思えば「あら?意外とお安い」などと思うこともあり、すっかり金銭感覚がマヒ状態かもしれません!?
でもオプションがたくさんあると、やっぱり便利だったりカッコくなったりするわけで、特に私たちが撮影用で使う広報車はオプションが多数装着されていることが多いため、無いと寂しいなぁ、とうっかり思ってしまいます。日本車はフル装備で販売している車種も多いですが、輸入車はオプションをいろいろ付けて満足いく仕様に仕上がるのかもしれませんね。


また、広報車にはなかなか選びにくいボディカラー&インテリアカラーのことも多く、それゆえにインパクト大! まさに今回の撮影車ベントレー新型「ベンテイガ・スピード」がまさにそれで、何しろ鮮やかなパープルなんですもの。
ベントレーは、1930年からレースシーンで活躍し、最高級の豪華さとスポーティさを融合した世界最高峰のスポーツ&ラグジュアリーブランドで、その初のSUVとして2015年に発売したのが「ベンテイガ」です。ベンテイガは世界的に人気のSUVの波に乗り、現在ベントレーが販売するモデルの約半分を占めているとか。

このベンテイガのスぺシャルモデルが「ベンテイガ・スピード」です。日本市場には限定20台で導入され、6L W12エンジンは最高出力が635ps(!)とスタンダードモデルに比べて27psアップ。最高速は306km/hで0-100km/h加速も3.9秒と、発表当時は「世界最速SUV」の称号を与えられています。
そして車両価格はV8モデルより約1000万円アップの3000万円! では早速その驚愕オプションをチェックしていきましょう! 

まずは
・「ベンテイガ・ブラックスペック」3,546,685円

見えるところはもちろん「見えない部分のお洒落」と言わんばかりに黒で引き締め効果。サイドウインドウまわり、ウィングヴェント、グリル、モールなどからドアハンドル内側まで、10の部位がブラックに塗り込んでいます。まるで毎日が「勝負下着」状態。

・「ツーリングスペック」1,146,852円

これはツーリングのお供、強い味方になる安全装備。ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、ヘッドアップディスプレイ、レーンアシスト、トラフィックアシスト、ナイトヴィジョン)のセット。今の時代、これは無いとね!

・「フロントシートコンフォートスペック」519,037円

シートヒーターは当然ついていますが、ここにベンチレーションも。レザーシートだと暑い日などは腿の裏に汗をかいてパンツやスカートがピトッ。なんてことを防ぐことが出来ます。そして6パターンのマッサージ。アジャスタブルクッションとバックレスト。コンフォートヘッドレスト。電動で高さ調整ができるシートベルトなども搭載。

・「カーボンファイバーセンター・フェイシアパネル」93,296円


この中では安い!と思わず思ってしまいましたが、運転席前のメーター系をぐるりと囲むようにカーボンが使われています。そう考えるとこの範囲のカーボンでこのお値段…と思うと、むしろ高い!

・「ディープパイルオーバーマット」71,907円


うーん、これに関しては正直、高いと思います。見た目、それほど高級そうな感じでもないし。ただ、そうはいっても、まわりとの調和はとれていて、さりげなく車格を支える感じ。
そういう意味では「縁の下の力持ち」的な存在なのかも。

いかがでしたか? このベンテイガ スピード、まだまだオプションが付いていてその総額はなんと700万円オーバー! その模様は(その2)でお伝えしますね。

フォト=柏田芳敬/Y.Kashiwada

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