まずは米国やドイツなど6つ市場でスタート
5月19日、ポルシェはポータルサイト「マイポルシェ」に新しい機能「ビハインド・ザ・シーン」を追加したことを発表した。ビハインド・ザ・シーンとは言うなれば「舞台裏」で、これによりポルシェ車をオーダーした顧客は、将来所有する個体の生産過程を段階的に確認することができるようになる。
ツッフェンハウゼンの同社工場で責任者を務めるクリスチャン・フリードル氏は次のように述べている。
「私たちは当社のメイン工場で、高度にパーソナライズされた魅力的なスポーツカーを毎日生産しています。私たち従業員はお客様の夢を実現すべく情熱を傾けて生産にあたっていますが、生産現場である舞台裏を公開することは、私たちのモチベーションをさらに高めることにも役立ちます」
このアプリケーションはまず、米国、ドイツ、イギリス、カナダ、スイス、そしてスペインのカスタマーが利用可能になる。さらに数カ月後にはその他の市場でも可能になる見通しだ。
米国のカスタマー向けにはさらに、生産プロセスに加えて車両のロジスティクスを確認できる「ポルシェ・トラック・ユア・ドリーム」機能も利用可能となり、工場から販売店に向かう輸送段階を追跡することができる。米国のカスタマーは納車までのカウントダウンを、さらなる興奮とともに楽しめるようになるわけだ。