エクステリアはクーペのテイストをプラスしたスポーティな装いに!
「フォルクスワーゲン・ゴルフ」といえば、今春に新型「GTI」などが発表されたばかりだが、このほどワゴンボディである「ヴァリアント」の存在が明らかになった。これまで、一部では先代限りでフェードアウトするという説も出ていたヴァリアントだが、ゴルフVIII世代でも現役続行となるわけだ。
カメラが捉えた開発車両は、すでにDピラーとテールライトに軽いカモフラージュが見られる程度。ほぼフルヌードの姿からはゴルフVIIIと同一のフロント回りなどが確認できる。ハッチバックと異なるのはBピラー以降で、特に注目したいのはDピラーやリヤウインドーだ。ゴルフⅦベースの現行型より傾斜が強められ、スポーティな装いになっていることがわかる。
とはいえ、フォルクスワーゲンのワゴンモデルだけに十二分なラゲッジスペースが設けられることは確実。ベースとなるハッチバックと同じく、大型ディスプレイを筆頭に充実したインフォテインメント系の装備が組み合わされることになるはずだ。
そのパワーユニットは1L、1.5L、2Lのガソリンターボに2Lディーゼルターボをラインアップ。トップモデルとなる「ヴァリアントR」には、最高出力330㎰を発揮する高性能版の2Lガソリンターボが搭載される模様だ。
なお、新型コロナウイルス蔓延の影響で遅れる可能性もあるが新型ゴルフ・ヴァリアントのワールドプレミアは今秋との説が有力。現行型で好評というSUVテイストの「オールトラック」も追ってラインアップに追加される模様だ。