ホイール

「クレンツェ シンティル」優美かつエレガントな造形で愛車にきらめきと輝きを【ホイールカタログ2020春】

アフターホイール業界を牽引するウェッズの新作が、クレンツェシリーズから登場したシンティルだ。まるで宝石のように美しくきらびやかな造形にはドレスアップホイールの真骨頂といったオーラを感じる。

まるでホイール界の高級ドレスウォッチ

半世紀以上もきらめき、光り輝くウェッズの真骨頂と言える新作の登場である。“光り輝く”という意を持つシンチレートや、ダイヤモンドカットの輝きを評価する項目であるシンチレーションなどの意味を含ませる造語が与えられた、その名もシンティルである。

内に高性能を秘めつつ、ラグジュアリーに彩ったAMG C43カブリオレなんて、まさにシンティルの世界観と一致する。ツイン5本スポークはブレーキの存在感も強調させる。

20年以上もウェッズホイールを牽引してきたフラッグシップブランドであるクレンツェの新作として登場した。シンティルの名前が示す通り、あらゆる角度から見ても、また装着して走り去る姿を目で追っても、光を受けてキラキラと輝く姿が脳裏に残る。まるで宝飾品のような雰囲気である。クレンツェの代表的な造形である三次元デザインを活かして、随所にダイヤモンドっぽい意匠が取り入れられているからだ。スラリと伸びたスポークが集合するボルトホール周辺は、いかにもダイヤモンドを連想させるような多面体で構成され、ピアスボルト周辺にもまた斬新なエッジが垣間見える。

19〜22インチの範囲で、国産車から欧州車まであらゆるカテゴリーにフィットする。多種多様なブランドがひしめくBMWなども網羅。ユーロ系やアメリカンフォージド系とはひと味違う個性を植え付けることができる。

その造形を引き立てるデザインクローム、ハイパーガンメタリックのほか、より華麗なブラック&バフ/ブラッシュド、SBCポリッシュなど多彩なカラーリングや仕上げが用意されている。いずれもデザインのキモとなるダイヤカットテイストが映えるような色味で、センターキャップやバルブキャップを含めたカラーコーディネイトの幅も広い。ハイエンドカーの上品さを保ちつつ豪華に彩るのなら格好の選択肢である。

用意されるのは19〜22インチと幅広い。3ピース構造を活かして、国産車から輸入車まで、あらゆるブランドを網羅するあたりにもウェッズらしい底力を感じさせる。単に寸法を合わせ込むだけでなく、いかなるカテゴリーや世界観も華麗に引き立ててくれるデザイン的魅力が見逃せない。これがスポーツホイールなら、駄肉を徹底的に削ぎ落とし、研ぎ澄ます方向かもしれない。しかしダイヤモンドの造形をモチーフとしながら、徹底してデザイン性を高めたシンティルは、潔いほどラグジャリーに徹している。まるでホイール界の高級ドレスウォッチである。

もちろん、高級ドレスウォッチさながらのドレスアップホイールといっても、強度や剛性、軽量性能など、性能を二の次ではその世界観も台なしとなる。しかし、アフターホイールの草分け的存在であり、性能や安全性の面で常に業界を牽引してきたのがウェッズである。別ブランドにあるウェッズ・スポーツでは、性能追求型のスポーツホイールやレーシングホイールまでも手がけている。そうした技術的バックボーンがあるからこそ、シンティルでは潔くラグジャリーに触ることができた。
これなら車種カテゴリー問わず、常に全幅の信頼を置いて、徹底的に愛車を引き立てたくなる。エレガントなクーペやセダン、近年、勢いを増すプレミアムSUV勢に組み合わせてもいい。その大径ならではの迫力と共に、より一層“きらめき、光り輝く”愛車へと昇華させることができる。

【DATA】Kranze Scintill/クレンツェ・シンティル

■サイズ/価格=19inch×7.5〜13.0J(リバースリム)/107,800〜156,750円、20inch×8.0〜12.0J(ノーマルリム)/115,500〜166,650円、20inch×8.0〜12.5J(リバースリム)/115,500〜168,850円、21inch×8.5〜12.0J(ノーマルリム)/141,900〜190,850円、21inch×8.5〜12.0J(リバースリム)/139,700〜190,850円、22inch×8.0〜13.0J(リバースリム)/180,400〜240,350円
■カラー=ブラック&バフ/ブラッシュド、ハイパーガンメタポリッシュ、デザインクローム、SBCポリッシュ
■対応車種=メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ/レクサス等

お問い合わせ
ウェッズ 03-5753-8201 https://www.weds.co.jp/

ルボラン2020年6月号別冊付録より転載

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