次期「シビック・セダン」はフォーマルさとスポーティなテイストをあわせ持つ出来栄え?
ホンダ伝統の銘柄、「シビック」の派生モデルとなる「シビック・セダン」の次期型と思われる特許画像が流出。今回は、スウェーデンのエージェント経由でその入手に成功した。これらの画像は商標、知的財産権などを管理するオーストラリアの特許庁に申請されたものと思われる。
初代シビック・セダンは、1980年に登場した2代目のバリエーションとして誕生。以降、「フェリオ」といったサブネームが冠された時代もあったが日本では2010年までの8代目で販売を終了した。その後、2017年に10代目が日本市場に復活したが2020年に再び国内販売が終了。現在は海外専売モデルとなっている。
今回入手した特許画像では、現行「フィット」を彷彿とさせるコーナーエアインテークやバンパー、さらには3連LEDヘッドライトの存在が確認できる。一方、サイドビューはフラットなルーフ、シルバーメッキされたウインドーフレームなどでセダンらしいフォーマルな仕上がり。
また、リアエンドではトランクリッドと統合されたデッキスポイラー、10代目よりスポーティな鍵型テールライトなどの存在が確認できる。日本ではセダン市場の縮小から撤退してしまったシビック・セダンだが、その出来栄えは再度の復活を期待させるに十分なものといえそうだ。