ニューモデル

内外装を筆頭に熟成! 「アバルト595」シリーズがアップデート

「595」、「595ツーリズモ」、「595コンペティツィオーネ」、「595エッセエッセ」の4モデルをラインアップ

1月12日、FCAはマイナーチェンジを受けた新型「アバルト595」を発表した。

新型595には「595」、「595ツーリズモ」、「595コンペティツィオーネ」、「595エッセエッセ」の4つのトリムレベルを展開。いずれもボディはハッチバックとコンバーチブルの「595C」を設定している。エンジンはモデルによって145〜180hpを発揮する1.4L直列4気筒ターボが引き続き搭載された。5速MTとATモード付き5速シーケンシャル(パドルシフト付き)を用意するトランスミッションも、従来モデルからキャリーオーバーされている。

スタンダードモデルとなる「595」は、アバルトの入門車的存在だが、アバルトらしいドライビングプレジャーを保証するための要素は標準で備わっている。エンジンの最高出力は145hpを発揮。

「595ツーリズモ」は、グランツーリスモ仕様ならではのスタイルや快適性を際立たせており、自分のスタイルにこだわりのあるユーザーに最適なモデルだ。新型では新しい仕上げの専用レザーシートが採用され、エンジンの最高出力は165hp。ボディカラーにはマット仕上げの新色「ラリーブルー」が設定された。

「595コンペティツィオーネ」はパフォーマンス志向のモデルで、サーキットトラックでも公道でもスポーツドライビングを楽しみたいドライバーに適している。新型では新しい仕上げの専用レザーシートが採用された。エンジンの最高出力は180hp。

そしてトップモデルの「595エッセエッセ」は、アクラポビッチ製チタンマフラーが標準装備されるなど、とりわけエクスクルーシブな1台に仕立てられている。エンジンの最高出力はコンペティツィオーネと同じ180hp。なお、コンペティツィーネとこのエッセエッセには機械式リミテッドスリップディファレンシャルやコニ製ショックアブソーバー、ブレンボ製ブレーキシステムが搭載される。

これまでのスポーツモードは新型で「スコーピオン」モードに名称が変更され、ダッシュボードのボタンも新デザインとなった。「スコーピオン」モードではエンジン特性やステアリングレシオがよりスポーティな味付けとなり、アグレッシブなドライビングに対応する。

なお、インフォテイメントシステムは7インチタッチパネルモニターを組み合わせApple CarPlayやAndroid Autoに対応する「Uコネクト」が引き続き採用された。

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