「MINI JCW GP」は特別に開発されたウインタータイヤにより氷雪上でも卓越したパフォーマンスを発揮!
MINIは同ブランドの最速モデルである「MINIジョン・クーパー・ワークスGP(以下JCW GP)」のパフォーマンスは、決してアスファルトの上だけではないことを改めてアピールした。ハンコックタイヤが開発した超高性能ウインタータイヤの装着により、氷雪上でも卓越した走りが愉しめ、全天候型モデルでもあることを強調したのだ。
0-100km/h加速を5.2秒でこなし、265km/hの最高速をマークするJCW GPは、史上最速のMINI。オンロードやサーキットトラックなどでの走りもさることながら、寒冷地の氷雪上でもその称号は変わらない。
MINIはJCW GPにウインタータイヤも提供している。ハンコックタイヤはサマータイヤとともに、寒冷地向けにも超高性能タイヤ「ウインターi*ceptエボ2」を開発・供給。このタイヤは雪道でJCW GPの卓越したパワーやレーシングカーライクな走りを愉しむのに最適で、装着サイズは195/45R18 87H XLとなる。
このタイヤはJCW GP専用のライトアロイホイールと組み合わされ、高い俊敏性や正確なハンドリングを保証する。特殊形状のサイプやグルーブを持つトレッドデザインは、氷雪上でのトラクション性能とブレーキング性能を高次元で両立させている。
これにより、306p/450Nmを発揮する2L直列4気筒ターボエンジンに8速AT(ステップトロニック)を組み合わせるパワートレインから得るJCW GPのアウトプットは、駆動力を損なうことなくスリリングなパフォーマンスに変換される。
駆動輪となるフロントアクスルには機械式ディファレンシャルロックを搭載。これはDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)、いわゆる横滑り防止装置とネットワーク化されており、左右輪の速度差を低減する横方向ロックとして機能。最大で31%のブロッキング効果を発揮する。これにより、早い段階でアンダーステアまたはオーバーステアを防ぐことが可能となる。
JCW GPはレーシングDNAを備えた希少性の高い限定版であるだけでなく、ダブルウイング形状のルーフエンドスポイラーや、マットなCFRPビジュアル、シリアルナンバー入りのカーボンファイバーホイールアーチトリムといったパーツを装着したことで、ルックスとしても魅力的に仕上げられた一台。超高性能なウインタータイヤを装着すれば、このMINI最強・最速モデルを、寒い季節の間ガレージに眠らせておく必要はないのだ。