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人気の「ランドローバー・ディフェンダー」に最強仕様のV8モデルが追加!

「ディフェンダーV8」は525ps/625Nmを発する5Lスーパーチャージドエンジンを搭載

2月25日、ジャガー・ランドローバーは新型「ランドローバー・ディフェンダー」のラインアップにV型8気筒エンジンを搭載した「ディフェンダーV8 90/ディフェンダーV8 110」を追加設定したと発表した。英国での販売価格はV8 90が3万5360ポンド(約522万円)から、V8 110が4万6215ポンド(約683万円)から。

搭載されるのは525ps/625Nmを発揮する5L V型8気筒スーパーチャージドエンジンで、8速ATを組み合わせる。これにより、V8 90の場合で5.2秒の0-100km/h加速、240km/hの最高速を実現する。

V8モデルには、走行状況などに合わせて最適モードを用意する「テレイン・レスポンス」システムに「ダイナミック」モードが設定される。これにより舗装路や荒れた路面において、ダイナミックなキャラクターとハンドリングをバランスさせた敏捷性の高いパフォーマンスを引き出すことが可能となる。

同社でパワートレイン・アドバンスド・エンジニアリングを担当するシニアマネージャー、イアン・グレイは次のように紹介している。
「5L V8スーパーチャージドエンジンは、ディフェンダーのユニークなキャラクターをさらに強化します。素晴らしいエキゾーストサウンドとともに、信じられないほどのパフォーマンスを発揮し、ドライバーに新しい魅力を提供します。私たちがV8モデルを開発する際に注力したのは、パワートレインのキャリブレーションを最適化して、オンロードパフォーマンスにおける高い応答性と、オフロードにおける操縦性の精度を高次元で両立させることでした。これにより新型ディフェンダーの誇る全地形対応能力は、いっさい損なっていません」

内外装にもV8モデルを主張するディテールが与えられた。エクステリアでは、独特のテールパイプを持つ4本出しエキゾーストフィニッシャーや、サテングレー仕上げの22インチアロイホイールを採用。20インチブレーキディスクとキセノンブルーに塗装されたブレーキキャリパーの装備もV8モデルを特徴づけている。

インテリアでは、アルカンターラを巻くステアリングホイールや、スエードクロスとエボニーレザーを組み合わせたシート表皮を採用。シフトセレクターはサテンクローム仕上げだ。さらにドレッドプレートには「V8」が表示される。

このV8モデルの登場を機に、ふたつの特別仕様車も設定された。「ディフェンダーV8カルパチアン・エディション」は、ディフェンダー・シリーズの最高峰を示すモデルで、カルパチアン・グレーにペイントされるボディはナルビックブラックにペイントされたボンネットやルーフ、テールドアを組み合わせる。ボディはさらにサテン保護フィルムで覆われ、セミマット仕上げのルックスを実現するとともに、引っ掻きキズなどから保護する役割を果たす。

そして、P400ガソリン仕様やP400eプラグインハイブリッド仕様、D250マイルドハイブリッドディーゼル仕様に設定される「ディフェンダーXSエディション」は、新型ディフェンダーの導入初期に設定されたファーストエディションに代わるモデルで、「SE」グレードの上位機種に位置づけられる。エクステリアは、特注カラーで仕上げられたアンダークラッディングやホイールアーチ、サテングレーの20インチ・コントラストダイヤモンドターン・アロイホイールを採用。インテリアではグレイレザーシートを採用。そのほか、装備面ではマトリックスLEDヘッドライトや「クリアサイト」リヤビューミラー、10個のスピーカーで構成するメリディアン・サウンドシステム、「PiviPro」インフォテイメントシステムが採用されている。

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