「ヤリス」としての受賞は2000年の初代以来21年ぶり2回目
3月1日、トヨタ・モーター・ヨーロッパはコンパクトカー「ヤリス」が、第58回「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2021」を受賞したと発表した。
欧州カー・オブ・ザ・イヤーは、欧州7カ国、自動車誌7誌が主催する欧州で最も権威ある自動車賞のひとつで、過去1年に発売された乗用車から最も優れたクルマとして1台が選ばれる。今回は59名の審査員によって29車種の中から、ヤリスがイヤー・カーに選定された。
審査員からは、ハイブリッドによる高い環境性能や手頃な価格、さらに魅力的なデザインやクラストップの安全性能、そしてGRヤリスの情熱的なイメージも評価された。
今回でトヨタは、2000年の初代ヤリス、2005年のプリウスに続き、3回目の同賞受賞となる。
このたびの受賞を受けて、トヨタ・モーター・ヨーロッパのエグゼクティブバイスプレジデントであるマット・ハリソン氏は次のようにコメントしている。
「これはトヨタにとって大きな名誉であり、審査員の検討と認識に感謝したいと思います。また、この機会を利用して、ヨーロッパと日本の開発チームの情熱を認識したいと思います。これは史上最高のヤリスであり、豊田章男(トヨタ自動車社長)が意図したとおり、すでにお客様の笑顔を生み出しています」