上位モデルにV6エンジンを得たXM 。そのスタイルはフラッグシップモデルとは思えぬほどのウェッジ・シェイプで、メッキの使用も著しく少なかった。テールゲートが付いたハッチバックなのも、実用性を重んじるフランス車らしい一面。これは、DS以降のシトロエン旗艦モデルの本質のひとつが「大きな実用車」だったことの表れでもある。1994年のマイナーチェンジでは車名を「Xm」に変更。写真は、前期型の「3.0 V6」。 記事にもどる