インフォテイメントシステムもアップデートされる予定
アウディは現在、旗艦4ドアセダン『A8』改良新型を開発しているが、その最新プロトタイプをカメラが捉えた。
A8現行型である「D5系」は2018年にデビュー、これが初の大幅改良となる。ドイツ・インゴルシュタットにある本社付近で捉えたプロトタイプは、アップデートされたグリルとバンパーを装着、ターンシグナルを兼ねるLEDデイタイムランニングライトが上部に移動、グラフィックが刷新され『A3』のようなワイドなフロントエンドとなる。
リアエンドはまったく変わっていないようだが、新設計するにはまだ十分時間があり、テールライトの下半分の照明パターンを刷新、『Q5』2021年モデルで採用された「デジタルOLEDテールライト」を採用する可能性もあるほか、サイドスカートもリフレッシュされると思われる。
キャビン内では、改善されたインフォテインメントシステムを取得することが期待されている。また現行D5系から導入されたアクティブセーフティもアップデートされるだろう。
パワートレインは、すべてのラインアップに48Vマイルドハイブリッドを設定、「A8 TFSI e」プラグインハイブリッドは、3.0L V型6気筒ターボチャージャー付きエンジンと電気モーターを組み合わせ、最高出力443hp、最大トルク699Nmを発揮、新開発のバッテリーを搭載していると噂されており、EV航続は現行の27kmから45kmへと大幅に向上すると予想されている。A8改良新型のデビューは2021年内に期待できそうだ。