ポルシェとマクラーレンの争いの中、新たに名乗りを上げたのは日産だった。
TWRと組み、3.5リッターV8ターボのR390GT1を作り上げ、悲願のル・マン制覇に挑んだ。
決勝は、やはりヨーストポルシェと911GT1が先行。 日産も続き、その後ろにマクラーレンが続いた。
期待された日産は遅れ始めるが、ポルシェ同士の戦いは続いた。
翌朝、25号車911GT1がリタイア、変わってトップに立った26号車はコース上で炎上、 ワークスポルシェにとって残酷な結果が待っていた。
更に4位を走っていた関谷の乗ったマクラーレンも炎上リタイア。
結果、ヨーストのTWRポルシェが2年連続でル・マンを制覇することとなった。
期待の日産は12位が最上位、悔しい初陣となった。