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ウェットグリップ最高グレードの「a」を獲得！ピレリが新製品「チントゥラート・ロッソ」を発表

転がり抵抗も「AA／A」を取得したエコで安全で快適なタイヤ

ピレリジャパンは、新製品「Cinturato ROSSO (チントゥラート・ロッソ)」を2022年3月より順次販売開始すると発表した。価格はオープンで、全国のイエローハットグループ各店で順次先行販売される予定だ。

チントゥラート・ロッソは、快適性と安全性を求めるユーザーにとって、リプレイス市場において最も信頼できるプレミアムな選択肢のひとつ。そのトレッドは快適なドライブを提供し、ウェット路面でもドライ路面でも安全なドライブができるよう、パフォーマンスが向上している。加えて16インチから19インチまでの20サイズが用意されており、最新のクロスオーバー、SUV、ミニバン、セダンに対応する。

より良いドライビング体験を提供するだけでなく、排ガス削減で環境にも配慮！
チントゥラート・ロッソは、日本自動車タイヤ協会(JATMA)のウェットグリップ指標の最高グレードである「ラベリングa」を全サイズで取得してい上、環境にも配慮してJATMAの転がり抵抗のラベリング「AA／A」も取得しているという。これにより、排気ガスを削減するだけでなく、クルマの燃費向上にも貢献している。
さらにチントゥラート・ロッソはトレッド部に発生する力を滑らかに変化させるため、フルデプスの溝を持つリブとそのリブを横断するサイプを配置していることにより、快適な乗心地とドライビングプレジャーを提供する。センターリブに配置された魚のうろこ状のリブは、タイヤが回転するときに穏やかに剛性を変化させ、タイヤの低騒音化を実現する。

またほかのピレリ製品と同様、安全性を重視している。高いブレーキ性能とハンドリング性能は、滑らかなショルダー形状と溝面積比率を最適化することで実現。ウェット性能は、主溝に加えてトレッド上に配置された細い周方向の溝によってさらに向上している。この周方向の溝は、荷重がかかったときにのみ溝が開いて排水性を高め、ハイドロプレーニング現象が発生するリスクを低減させるものだ。そして、さまざまな深さを持つ横方向に配置された溝が、接地面の横方向への排水性をさらに高める。

110年以上続くピレリの独自技術は、信頼できるプレミアムな選択肢
チントゥラート・ロッソは、1950年代から続くピレリの「チントゥラート」ファミリーの新しい一員だ。今日に至るまでピレリが形作り、守ってきた、安全に対する基本理念を引き継いでいる。これは引き続きリプレイス市場において優れたハンドリング性能と、乗心地を備えたまさにプレミアムな選択肢となる。

ピレリの技術は、110年以上にわたるモータースポーツ活動を通して育まれたイノベーションによって培われたものだ。現在ピレリは350以上の四輪・二輪のモータースポーツイベントに参加している。そして、2011年からはFormula 1世界選手権の単独タイヤサプライヤーを務めている。
また、バーチャルシミュレーション技術のようなモータースポーツで培われた技術も今や、一般で使われるタイヤにも反映されている。静的シミュレーターやバーチャルモデルによるデータ解析により、チントゥラート・ロッソの性能目標は開発の早い段階で達成され、そのため実際に試作するタイヤの本数を従来よりも削減させ、環境負荷を減らすことに成功しているという。