2000年までに登場したクルマなら誰でもOK! 旧き佳きクルマたちとまったり過ごす、懐の大きなイベント
いまだ“コロナ禍に対する油断は禁物”という状況ながら、全国各地で徐々にヒストリックカー・ミーティングも再開されつつある。そんな中、さる4月24日(日)に新潟県三条市は信濃川沿いの施設「ミズベリング三条(水防学習館)」駐車場で「20世紀ミーティング2022春季」が開催された。
これは、昨年7月に市内在住の高校生・片桐宏基さんが、知人やSNSで繋がったクルマ好きと共に主催した「古き良き5ナンバーミーティング」という手作りのイベントが話題となり、11月には3ナンバー車や2000年までのクルマに参加の枠を広げ、名称も新たに「20世紀ミーティング2021秋季」として開催。そしてコロナ禍が小康状態となった今回は、参加車両の規模を100台にまで拡大し会場も移動、「20世紀ミーティング2022年春季」としてミズベリング三条(水防学習館)で開催された、というもの。
違法改造車でなければ、2000年頃までにデビューしたヒストリックカー全般なんでもOKと、参加規程はおおらか。20世紀ミーティングの参加者は、このイベントに共催する地元の「KYOWAクラシックカー&ライフステーション」が無料で見学ができ、同館が所蔵するトヨタスポーツ800の試乗会も行われた。
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さらに会場では他にもフリーマーケット、キッチンカーの出店、こどもドローン体験会、親子キャンプ、ラグビー体験会などミズベリング三条の様々なイベントが同時開催され、いずれも盛況。関係者の発表によれば、当日は4300人以上の来場者で賑わったとのこと。
この「20世紀ミーティング2022春季」が好評につき、今年の秋には「20世紀ミーティング2022秋季」として再びの開催を目指すとのこと。オーナー同士の緩やかな交流の場として、今後も継続していきたいとのことである。