ダイハツ

待望のターボモデル追加! 軽自動車初の保温カップホルダーも初装備された新型ムーヴキャンバスを試乗レビュー

全方位で進化を遂げたダイハツの渾身作

ダイハツが軽乗用車「ムーヴ キャンバス」を約6年ぶりにフルモデルチェンジ。待望のターボモデルの追加や、クールなデザインに仕立てられたモノトーン仕様も用意されるのだ。

【写真8枚】全方位で魅力的な軽自動車に仕上がったムーヴキャンバスの詳細を写真で見る

“ホッとカップホルダー”を軽自動車で初装備!

写真は上質で落ち着いた雰囲気の「セオリー」。シックな色合いであらゆるシーンと調和する全7色のモノトーンをラインナップする。

都市部でも郊外でも、軽のトールワゴンに乗る女性の姿を見かける機会は多い。それゆえダイハツでも女性ユーザー獲得は重要事項のひとつだ。

そこで投入されたのが2016年に登場した初代ムーヴ キャンバスだ。両側スライドドアを採用し、シンプルながらかわいらしいデザインで、女性を中心とした幅広い世代に大好評だった。

今回のフルモデルチェンジでは、初代の可愛らしさを継承しながら、より幅広いユーザーのニーズに対応するべく、初代のアイコンにもなった2トーンカラーの「ストライプス」と、モノトーンで落ち着いた世界観を表現した「セオリー」という新たな個性を加えている。

パワートレインは、従来の52ps/60Nmを発生する直3自然吸気に加え、64ps/100Nmを発生する直3ターボをラインナップ。

また、従来の658cc直列3気筒自然吸気エンジンに加え、先代にはなかった最高出力64ps、最大トルク100Nmを発生する658cc直列3気筒ターボを新たにラインナップ。このエンジン、WLTCモード燃費は22.4km/Lを達成しているという。

プラットフォームは新世代のDNGAを採用し、強度を高めながらマイナス50kgの軽量化を実現。クルマのキャラ的に走りを重視するユーザーはさほどいないと思うが、市街地〜郊外路を走らせた限り自然吸気モデルでも過不足はなく、乗り心地も快適だ。ただ、高速道路での遠出もこなしたいならターボ車がいい。エンジントルクの余裕度も加わって高速巡航は格段に楽なはずだ。

インテリアデザインは、白を基調としたインパネを採用。ナビはダイハツ初の10インチナビを採用し、Qi規格のワイヤレス充電機能をインパネトレイに設置。また、保温機能付きの「ホッとカップホルダー」も装備する。

インテリアには、初代に装備されていた基本的な収納はもちろん、マスク等の薄型小物が入るインパネアッパーボックスや、ボトルガム等の小物が入るインパネロアボックスを運転席から手が届く所に設置。GとGターボには、飲み物の温かさをキープする軽自動車初の”ホッとカップホルダー”を装備する。新型は誰の目にも明らかに魅力的な商品力を獲得したモデルといえる。

【Specification】ダイハツ・ムーヴ キャンバス・ストライプスGターボ
■全長×全幅×全高=3395×1475×1655mm
■ホイールベース=2460mm
■車両重量=900kg
■エンジン種類/排気量=直3DOHC12V+ターボ/658cc
■最高出力=64ps(47kW)/6400rpm
■最大トルク=100Nm(10.2kg-m)/3600rpm
■燃料タンク容量=30L(レギュラー)
■燃費(WLTC)=22.8km/L
■トランスミッション=CVT
■サスペンション(F:R)=ストラット:トーションビーム
■ブレーキ(F:R)=Vディスク:ドラム
■タイヤサイズ(F&R)=155/65R14
■車両本体価格(税込)=1,793,000円

ダイハツ・ムーヴ キャンバス公式サイト

フォト=郡 大二郎/D.Kori ルボラン2022年10月号より転載
LE VOLANT web編集部

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