日本有数の観光地・京都に新築で建てられた賃貸ガレージは、できたてほやほや!
いまや世界一の観光地になったともいえる京都。足を運んだ方ならわかると思うが、京都府は2007年に「京都府景観条例」が施行されて、高さ制限や屋外広告物の規制などがあり、日本一厳しい景観条例といわれる。しかし、その甲斐もあって世界で認められた観光地として、海外からの観光客にわざわざ足を運びたいと言わしめる、日本屈指の観光地となった。
また日本有数の「京町家」の文化が残っていて、間口は狭いが奥行きが広い建築物が多く、古い建物が残されている文化があるため、なかなか新築の建物がない地域ともいえる。
今回はその観光地・京都で珍しい、京都市北区にできた「WISE BASE KITAYAMA」という賃貸ガレージが、22年10月に竣工となったので紹介したい。全1棟4部屋、LGプラスロフトの間取りでありながら、2023年1月の取材時には残り1部屋しかなかったという、人気物件だ。今回建築をした「株式会社Norizon」において、京都府には賃貸ガレージとしての物件が少ない、いやほぼないに等しいのでガレージを望んでいるクルマ好きな人がいる、というリサーチの結果であった。
【写真15枚】学生でもガレージがほしい! そんなニーズに応えるガレージ
収益物件の賃貸物件京都府の優良ガレージ。
前述の株式会社Norizonは学生が多い京都府において、学生向けの集合住宅や借家をリースする不動産事業を多く手掛けている。社長をはじめ担当の木村さんがクルマ、オートバイ好きなことから、関東地方や名古屋、関西地区で賃貸ガレージが盛況なことに着目。
景観条例が厳しい京都府で、条件を満たす物件が建てられないかと土地を探した。すると京都市北区の237平米の土地が見つかり、木造の4部屋の賃貸ガレージを建築することを決意。借主が満足できるような仕様と家賃を設定することができたのだという。
1階には玄関と約30平米のガレージという間取りで、ガレージの床面はあらかじめカラクリートによる床面の施工が施されている物件。撮影したガレージにはチェッカー模様のタイルが敷かれていた。水道のほか、換気扇や冷暖房のための電源を完備。スポットライトのためのレールも用意されている。壁面は借りた方が現状復帰さえすればある程度のカスタマイズが可能。電動シャッターも用意され、ガレージから直接2階の部屋へアクセスもできる。
2階は洋室の11.3畳(約34平米)のワンルーム(洋室)と浴室、そしてIHのミニキッチンが用意されている。エアコンも完備されている。そして約4.9畳(8平米)のロフトもあり荷物がたっぷり収納ができるスペースが用意されている。最寄駅は地下鉄・鳥丸線北山駅で徒歩13分。家賃は月13万円、共益費が4,000円となっている。現在、全4室のうち3室は決まっているため、残り1室が募集となっている(変動あり)。
日本有数の観光地、京都府で賃貸ガレージを満喫したい人にはまたとない情報となるだろう。また、このWISE BASE KITAYAMA は想定利回りは6.87% を想定。収益アパートとして大家になりたい方にも物件を売ることも検討中。気になる方は、株式会社「Norizon」との木村さんに相談してみるといいだろう。
◆WISE BASE KITAYAMA
所在地:京都市北区上賀茂
土地面積:227.44平米
建物面積:1階=121.13平米、2階=121.13平米、その他:48.16平米
構 造:木造2階建て
竣 工:22年10月
問い合わせ:株式会社Norizon Phone/075-585-5850
京都市中京区夷川通柳馬場西入ル百足屋町146
『GarageLife Vol.95』掲載