ウラカンEVOに比べて地上高が44mm増加、サスペンションのトラベルが大きく! 筋肉質な印象を強調したステラートの冒険的な性格は一目瞭然。
米カリフォルニア州の「ジョシュア・ツリー国立公園」から「Chuckwalla Valley Raceway (チャッカウォラ・バレー・レースウェイ)」まで、ターマック(タールをしみ込ませた骨材による舗装路面)上とアスファルトの向こう側を初めて走る、「ランボルギーニ・ウラカン ステラート」。カリフォルニアの多様な風景は、ステラートの多彩なスピリットを堪能するのに最適な環境だ。ジョシュア・ツリー国立公園のパノラマロードを走る冒険家たちは、アスファルトの上でステラートの快適なドライビングを堪能した後、チャッカウォラ・バレー・レースウェイのラリーモードで爽快なダートトラックに挑んだ。
コーチェラバレーの砂漠にあるこのサーキットは、全長約4kmの伝統的なターマックコースとダート路面のセクションが組み合わされてる。ランボルギーニブランドの先駆的で型破りなアプローチは、このような多様な環境、あらゆる路面での完璧なドライビングコントロールのために最適化された、ウラカン ステラートの車両ダイナミクスで迎え撃つ。
【写真80枚】走りの喜びの新境地を切り開く「ウラカン ステラート」
ステラートの冒険的な性格は一目瞭然だ。地上高はウラカンEVOに比べて44mm増加し、サスペンションのトラベルが大きくなり、フロントとリアのトラックはそれぞれ+30mmと+34mmと広くなっている。アルミニウム製のフロントアンダーボディプロテクション、強化されたシル、リアディフューザー、頑丈なホイールアーチは、クルマを保護するだけでなく、その筋肉質な印象を強調している。
リアボンネットに設けられた特徴的なエアインテークは、ステラートのスポーツ性を高めると同時に、埃っぽい道を走るときにはエンジンにクリーンな空気を供給する。19インチリムに装着された「ブリヂストン Dueler(デューラー) AT002」は、あらゆる面やコンディションに対応し、ドライバーのフィードバックや楽しさ、そしてパフォーマンスを最大限に引き出す。
ジョシュア・ツリー国立公園を探索し、チャッカウォラ・バレーでステラートの能力を引き出した後、砂漠の細かい砂に覆われた未舗装道路をパームスプリングスに戻ると、ステラートはペースを落とし、その多彩な魂はカリフォルニアの高級地の、ヤシの木に囲まれた大通りに完全に適応していった。