EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA2023

週末はクルマイベントへ! 第13回「ル・ボラン カーズ・ミート2023横浜」を前に、直近のイベント「EV:LIFE 二子玉川」をおさらい!!

これからのクルマとクルマ生活を提案! 加速する電動モビリティの”いま”を追いかけろ!

例年よりも早く多摩川の桜並木が色づきはじめた2023年3月中旬の週末、そんな自然豊かな風景を目の前にした二子玉川に、国内外の最新電動モビリティが集結。昨年よりも会場を拡大、さらにパワーアップした本誌主催「EV:LIFE」の模様を振り返ってみる。尚、『LE VOLANT』編集部のイベント「ル・ボラン カーズ・ミート」は2023年5月20日(土)、21日(日)に横浜市「横浜赤レンガ倉庫」で開催

次なるステージは”EVの楽しみ方”へ──
東京・二子玉川といえば、週末にはショッピングなどを目的に多くのファミリーやカップルが集うスポットとして知られているが、ここを舞台に一昨年から開催しているのが「EV:LIFE 二子玉川」。カーボンニュートラルな環境の実現へ向けて社会全体で様々な取り組みが行なわれているなか、クルマも動力源を電動化へとシフト。BEVやPHEVをはじめとする電動モビリティが続々と市場導入されているが、これら最新モデルを一堂に会し、多彩な選択肢とその先にある新しいカーライフを提案する、というのが、このイベントのテーマだ。

会場には、今回も国内外の自動車メーカーから数多くのモデルが出展。たとえば2023年1月にBEV第一弾として「ATTO 3」の国内発売を開始したBYDは、続く今夏頃に導入予定の「ドルフィン」も参考出展。フォルクスワーゲンは昨年後半に発売を開始した「ID.4」に加え、’24年末以降の導入を正式表明した「ID.BUZZ」のプロトタイプをいち早く展示し、往年のタイプ2、いわゆる”トランスポーター”を知る方々だけでなく、若い世代からもそのキュートなルックスに熱視線が注がれていた。

また、電動モビリティそのものだけでなく、その楽しみ方として、車両の電力を利用してのアウトドアライフを提案するメーカーも目立った。本誌も会場隣接の「二子玉川 蔦屋家電」とのコラボレーションにより、店内で販売する機能的で洗練されたデザインの家電製品を会場へと持ち出し、「レクサスRZ450e」とともに「V2L (“vehicle to Load”の略。EVから家電機器などに給電を行うこと)」による極上のキャンプシーンを演出、来場者からは興味津々の様子が伺い知れた。

いうまでもなくクルマの電動化はまだ過渡期に入ったばかりであり、本格的なパラダイムシフトを迎えるのはこれから。そして、その進化の過程を身近に伝えていくことこそが「EV:LIFE」の目指すところ。次は2023年秋、神戸・旧居留地で!

【写真62枚】まずは見て、乗ってみなきゃ! 多数のメーカーのEVが勢ぞろい。 

◆全18ブランド、約45台の電動モビリティが“ニコタマ”に集結!

◆EVだからこそ楽しめるアウトドアライフを提案「LE VOLANT×二子玉川 蔦屋家電」
 ”EVで本格家電を持ち出して極上キャンプを”をコンセプトに、隣接する二子玉川 蔦屋家電で販売している素敵な家電製品の数々を、レクサスRZ450eによるV2Lでデモンストレーション。EVだからこそ可能な、静かで安全で洗練されたアウトドア空間を提案した。

◆カーボンフリーでクルマ趣味を楽しむ!「コンバートEVコーナー」
 エンジンをモーター+バッテリーにコンバートして走らせるという、これからの時代の新しい趣味車の楽しみ方を提案。会場には、「チンクエチェント博物館」からフィアット500、「OZモータース」からはフォルクスワーゲン・ビートルとニッサン・セドリックがやって来た。

◆最近は専用タイヤも各メーカーから続々と登場「EV向けタイヤコーナー」
 EV向けのタイヤも紹介。ブリヂストンのエコピアEV-01やグッドイヤーのイーグルF1アシメトリック5、ミシュラン・パイロットスポーツEVとEプライマシー、コンチネンタル・コンチeコンタクトとプレミアムコンタクト7、ノキアンハッカペリッタR5 EVを会場に展示した。

◆V2Lでピアノの音色が会場に響き渡る「電子ピアノ演奏」
 「BYD ATTO 3」の電力を使ってヤマハ・クラビノーバ「CLP-785B」を奏でる”ストリートピアノ”をガレリア会場で実施。プロピアニストの山田飛鳥さんと西本佳那さんによるミニ演奏会は、連日人垣ができるほど大盛況。

◆ステアリングを握って二子玉川周辺をクルージング「体験試乗」
 パッセンジャーとしてではなく、自らステアリングを握って電動モビリティのドライブフィールを体験できる人気プログラム。軽自動車のサクラやekクロスEVからタイカンターボSまで、バラエティ豊かな全17モデルの試乗車をラインナップしたことで、毎回試乗受付は長蛇の列ができるほどの盛況ぶり。

主催:カルチュア・エンタテインメント株式会社
協力:株式会社ヤマハミュージックジャパン、二子玉川 蔦屋家電

「「ル・ボラン カーズ・ミート」」開催詳細: https://carsmeet.jp/lvcm2023_yokohama/ 

リポート=ル・ボラン編集部 フォト=郡 大二郎
CARSMEET web編集部

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