新たなサステナビリティ戦略を体現するルノーのCセグメントEV第2弾であり、初の量産車
パリで開催された、「地球の問題解決に関する最大のイベント」というスローガンを掲げる「ChangeNOWサミット」で発表された、ルノーのコンセプトカー「Scénic Vision (セニック・ビジョン)」は、ルノーがCセグメントの電気自動車に関して第二のステップを踏み出したことを示すもので、「Mégane E-Tech electric (メガーヌ E-Techエレクトリック)」「ZOE (ゾエ)」「Twingo (トゥインゴ)」と、フルEVの包括的なラインナップを強化するものである。
セニック・ビジョンは、より持続可能で、安全かつ包括的なモビリティへの道を切り開いた。先見の明と探求心を持ち、脱炭素化のための最先端の技術的展望を具現化した一台だ。新型「ルノー・セニックe-テック・エレクトリック」は、セニック・ビジョンが切り拓いた道を歩み、環境、安全性、包括性というブランドの新たな持続可能な開発戦略を体現する初の市販車となる。
【写真7枚】初の量産完全電気自動車「ルノー・セニックe-テック・エレクトリック」
この夏、ルノーのエンジニアが公道で先行生産車を走らせることで、このクルマは最終的なシルエットを明らかにし始めるという。5億5,000万ユーロを投じてEV生産工場となった、フランス北部のドゥエー工場で製造されるこの先行生産車には、ルノー・デザインによるテーラーメイドのパターンが施される。
ルノーのアイコニックなロゴのラインとパターンを組み合わせたもので、以前メガーヌE-Techのために作られたデザインにオマージュを捧げ、まばゆいばかりのカモフラージュが施される。新型ルノー・セニックe-テック・エレクトリックは2023年9月4日(月)、ミュンヘンで開催される「IAA Mobility 2023 (ドイツ国際モーターショー)」でワールドプレミアされる。