ホイール

カスタムをもっと自由に定番ホイールの現在進化形「MAVERICK(マーベリック) 1505S」【ホイールカタログ2023-2024冬】

“異端児”の名を持つマーベリックに新たなスポークデザインが加わった。ジャパンメイドの確かな品質はそのままに、シンプルながら大胆さが見え隠れする攻めのデザインが輝きを放つ。

正解なんてないからこそもっと自分流を楽しみたい

日本で最初にアルミ鍛造3ピースホイールを発売した先駆者がウェッズだ。カスタムホイールという概念がまだあまり一般的に知られていなかった頃、自分が欲しいデザインや走行性能に合わせて「ホイールを変える」という楽しみを広めてくれた。

いまやウェッズは複数のブランドで、多種多様なラインナップを持つ。その中でもマーべリックは2ピースホイールで、シンプルで普遍的なデザインを特徴とする。同じく人気を誇る同社ブランドのクレンツェは個性的で斬新なルックスが特徴的だ。マーベリックの最新作となる1505Sを初めて見た時、2つのブランドがミックスされたような印象を持った。既存のマーベリックが持つコンサバ路線からは少し攻めた、かといってクレンツェほどに個性を前面に打ち出しているわけではない。2つのブランドの特徴が絶妙にブレンドされて、新たに生まれたマーベリックの魅力が形になっているように思う。

センターに光る星型を基点として、Y字の5本スポークが広がる。スポークエンドは細くなっているにもかかわらず、繊細というよりはがっしりとホイールを支えている印象を受ける。シンプルではあるけれど、アグレッシブさが感じられる。マーベリックの中で同じY字5本スポークモデルの905Sと比較すると、スポーク間がより直線的に描かれているようだ。Y字交点からセンターに向かって鋭く落とし込まれたコンケイブデザインが奥行きを生み出し、全体が立体的に浮き上がって見える。さらに1505Sの特徴として、20インチだけには、傾斜をさらに強くしたコンケイブフェイスディスク「EX-Lo」が用意された。これを選ぶと、より気迫あるオーラを纏うことができる。

とはいっても頑強な印象だけでなく、どこかにエレガントな表情がにじんでいるのがやはりマーベリックらしい。デザイン自体で見せる上品さに加えて、色やオーダーインセット、リムのブラックペイントなど、クルマと自分の好みに合わせて印象を自由に変えられる懐の深さがある。だから輸入車にこそすんなりと馴染む。実際、ドイツのハイパフォーマンスカーを日常の共にしようと、サマータイヤは純正ホイールを貫き、冬季はスタッドレスタイヤにマーベリックを組み合わせて、雪道走行の安全性を守りつつ、ちょっとしたスタイルチェンジを楽しむ。そんな使い方をしているユーザーが少なくないそうだ。

クルマに限らず、個人の生き方や趣味嗜好はますます多様化している。新生マーベリックなら、今までとは違う自分だけのカスタムホイールの楽しみ方を見つけられるかもしれない。

■MAVERICK(マーベリック) 1505S
ハイパーメタルブラック(写真左)とサムライゴールド(写真中)のカラーに加えて、受注生産でホワイト(写真右)を用意。シルバーのまったく入らない完全なホワイトはブランドの中でもめずらしい設定。インチアップ時の細かなサイズ指定はもちろん、1mm単位でインセット指定ができるのは嬉しい。

 

◎サイズ/価格
19inch×8.5J/69,300〜78,100円(税込)
20inch×8.5J/73,700〜82,500円(税込)
◎カラー
セミグロスブラック(BOJ)、ダイヤモンドカット/サイドグレイスシルバー(QAJ)
◎対応車種
メルセデス・ベンツ/BMW/アウディ/ボルボ/その他国産車等

問い合わせ先=ウェッズ 03-5753-8201 https://www.weds.co.jp/

リポート=上之園真以 フォト=白谷 賢 ルボラン2023年12月号より転載
CARSMEET web編集部

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