作例はキットの設計意図の通りフル開閉としてフィニッシュ、ヒンジは洋白線などで作り直されている。IMCがホビー業界へ参入してまず直面したのが、精密な模型の金型を造ることの難しさだった。容器と蓋さえ合えば良いバターケースとは訳が違うのだ。模型メーカーはこうした試練を乗り越えて生き残るのだということを、我々はもっと理解する必要がある。 photo:服部佳洋、羽田 洋、畔蒜幸雄 記事にもどる