レイズのプレミアム鍛造ブランドVMF(ヴェルサス・モード・フォージド)から新商品「L-01」が発表された。
サイズは21インチのみで8.5Jから11Jまでを用意、カラーリングはセミグロスブラック(SG)とシャイニングライトメタル(SI)の計2色を設定している。
価格は129,800円~151,800円で、2024年4月より発売予定だ。
VMFブランドとして第2作目である「L-01」は、シンプルが故の造形美が大人びた印象を持たせ高級感を放つホイールである。
鋭くエッジの効いた細いフィンスポークは足長感を演出しつつも、同時に、付け根から更に内側へ段を持たせるアンダーカット加工を取り入れることで奥行き感を表現している。
センターパートに注目すると分かるが、シンプルに見えるスポークは「Double one フィンスポーク」という2本+1本の計5セットから構成されており、単に普遍的なデザインではないことが理解できるだろう。
これら随所に表現されるこだわりの造詣美は、レイズ独自の鍛造製法があってこそ成しえるものなのである。
レイズの特許技術A.M.T.(アドバンスド・マシニング・テクノロジー)による緻密なレタリングも、美しさや高級感を表現するものとして見逃せないポイントだろう。
また、「L-01」は各社EVモデルに対応するためVIA耐荷重値は840kgまでを許容、加えて、レイズ独自のオリジナル試験もクリアしている。
一般的なガソリン車の車両重量は1.5t~2tほどであるが、昨今の最新EVモデルは2tを超える車両も珍しくない。
十分な安全性と鍛造製法による軽量性・美しさを両立している点がこのホイールの魅力と言えるだろう。