スクープ

【スクープ】絶妙なボディサイズが魅力のコンパクト電動SUV! MINI話題の新型モデル「エースマン」を完全プレビュー!

ワールドプレミアは2024年4月の北京モーターショーか?

MINIは現在、オールニュー電動クロスオーバーSUV『エースマン』を開発中だが、その最終デザインを完全プレビューしてみた。

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エースマンは、2014年に登場した『5ドアハッチバック』以来、10年振りの新モデル名の誕生となることでも話題の新型モデルだ。そのボディサイズは、全長4,075mm、全幅1,754mm、全高1,495mmとされている。これは、クーパーハッチバックよりも217mm長く、SUV「クロスオーバー」(海外名:カントリーマン)より354mm短いため、少しコンパクトという絶妙なボディサイズで、実用性が高く、より機敏な走りが期待できそうなのだ。

KOLESA RUから協力を得た予想CGは、これまでスクープ班が捉えたプロトタイプをはじめ、ティザーイメージ、そして內部情報を加味して制作、ほぼこのデザインで登場するはずだ。

フロントエンドでは、7つの角を持つヘッドライトの輪郭をなぞるようにLEDデイタイムランニングライトを配置。グリルは上部にレーダーを備え、完全密閉されている。下部ワイドインテークはメッシュパターンを備えている。

側面では、SUVらしく角ばったフェンダー、プラスチック・クラッディングを装備、厚みのあるサイドスカートも確認できる。後部では、LEDテールライトが拡大され、內部グラフィックが刷新される。リフレクターの位置に変更はないが、プロトタイプでみられなかった厚みのあるバンパーや、スキッドプレートが最終的に装備される可能性があるだろう。

キャビン内では、円形のOLEDインフォテインメントタッチスクリーン、ヘッドアップディスプレイ、そして現代的な素材とクラシックなMINIスタイルの特徴を融合させたインテリアデザインも採用される。

市販型のパワートレインは、ハッチバックEVの『クーパー・エレクトリック』と同じバッテリーとシングルモーターによる前輪駆動となることが期待されている。40kWhバッテリーを搭載した基本モデルでは、最高出力184psを発揮。54.2kWhパックを搭載したより力強いグレードでは最高出力224psを発揮することを意味している。また遅れて最強モデル「JCW」の登場も期待できるだろう。

エースマンのワールドプレミアは、4月24日に開催される北京モーターショーと予想されており、ハッチバックのクーパー・エレクトリックとともに2025年に中国で生産を開始し、同年に欧州に輸出される予定となっている。2026年までに英国にあるMINIのオックスフォード工場で両方のモデルの生産が開始されるが、米国については中国製輸入車に対する関税の影響で2026年モデルまで導入されないため、エースマンも同様となるだろう。日本向けの導入については未確定だが、そのボディサイズからも期待していいかも知れない。

LE VOLANT web編集部

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