ポンティアックの正式ライセンスを持つMPCは、デビューが遅かった(つまりキットの開発スケジュールもタイトだった)ファイアバードの変化をこと細かに拾ってキットにしっかり反映した。工場をカナダに持つことで生まれる「余裕」は、着実にMPCに力をつけていった。ポンティアックのキャンペーンは終了してもキットにはV-8とOHC6のエンジンオプションが残されてファンを愉しませた。 写真:秦 正史、畔蒜幸雄、圓道 智 記事にもどる