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クルマ好きにはたまらない! 新型「911」が「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」の主役に

ポルシェが、2024年の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で再びハイライトを提供

2024年「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの」来場者は、イングランド南東部で開催されて多くの観衆を集めたこの長い週末、モータースポーツの祭典を今年も楽しんだ。新型「992型911」から電気自動車「マカン」「タイカン・ターボGT」まで、ポルシェのさまざまなモデルが展示された。

モータースポーツにインスパイアされた革新的なパフォーマンス・ハイブリッド
有名な1.16マイルのグッドウッド・ヒルを中心に、モータースポーツの黎明期から現代に至るまで、4日間にわたってスリリングな高速展示が行われた。また、ポルシェの革新的な新型「911カレラGTS」の一般初公開も行われた。

「Horseless to Hybrid – Revolutions in Power」が今年のイベントのテーマであったことから、初の公道走行が可能なハイブリッド911は、モータースポーツにインスパイアされたドライブトレインに電気ターボと電気モーターを搭載し、より優れたスピード、応答性、効率を実現するという、まさに自然な成り行きであった。

このほか、ポルシェはオール電化の新型「マカン・ターボ」、新型「カイエンGTS」、そしてこれまでで最もパワフルな量産ポルシェである「タイカン・ターボGT」を英国で初披露した。また、よりアナログなポルシェ体験を好む人のために、自然吸気の「911 S/T(有名な6速マニュアルギアボックス付き)」も先週グッドウッドデビューを果たした。

グッドウッドの有名なヒルクライムに挑んだポルシェのレーシングカーの中で、ポルシェGBジュニアのジェームス・ウォリスがドライブした992世代の「911 GT3カップカー」や「タイカン・ターボGT」の展示もあった。

また、タイカン・ターボGTにはポルシェのテストドライバーであり、ニュルブルクリンクのスペシャリストでもあるラース・カーンが乗車、ポルシェのロードカーの旗を振った。グッドウッドの丘を駆け抜けたポルシェの全車両は、実質的にカーボンニュートラルな方法で製造された合成燃料であるeFuelsを使用していた。

ポルシェターボの50年
アニバーサリーイベント「Beyond Performance – 50 Years of Porsche Turbo」を中心としたドライビングプログラムにより、ヘリテージ&ミュージアムチームはフェスティバル・オブ・スピードでの存在感を高めた。

1988年の「911ターボ3.3クーペ」、993および996世代の「911ターボ」「カイエン・ターボ」など、合計6台の歴史的ターボモデルと4台の現行ターボモデルが展示された。

また、911ターボ(996型)のカットモデルなど、ターボ技術に関する技術展示も行われた。伝説の「911カレラRSRターボ2.1」は、ターボチャージャーを搭載した最初のポルシェ911であり、「ル・マン24時間レース」でターボエンジンを搭載した最初のポルシェのレーシングカーである。

【写真27枚】大人も子どもも、ハウス・オブ・ポルシェで楽しんだ週末 

グッドウッド散策
四輪車のアクションから離れ、人気の高い「ハウス・オブ・ポルシェ」施設は、来場者にポルシェのブランド探訪の別の方法を提供した。ここでは、現行モデルのハイライトがポルシェ・クラシックのヒストリックモデルとともに展示された。

展示された最新モデルのなかでも特に注目を集めたのは、新型タイカン、プラグインハイブリッドのカイエン、新型「パナメーラ」に加え、今年初めに発売が開始された新型電気自動車のマカンだった。

ハウス・オブ・ポルシェでは、来場者はポルシェデザインのタイムピースを含む最新のブランドグッズを試したり、併設されたカフェやシーティングエリアでくつろいだりしながら、専用のライブスクリーンで丘の様子を見守ることができた。

次世代を担う子供たちは、ポルシェスタンプトレイルなどの無料アクティビティが用意されたキッズエリアで退屈することなく過ごすことができた。一方、大人たちはプレゼンターのニッキー・シールズが、ブランドアンバサダーであり、2015年のWECドライバーズチャンピオンでグランプリウィナーでもあるマーク・ウェバーなど、ポルシェの著名人にインタビューするのを聞くこともできた。

特徴的なハウス・オブ・ポルシェの裏側では、「キャンプ・カイエン」がマカンや「911ダカール」などの全地形対応モデルとともに、ポルシェの重要なラグジュアリーSUVを屋外テーマで祝った。また、ポルシェ・クラブ・オブ・グレート・ブリテンの会員が所有する約250台の車両が、日替わりで会場に展示された。

CARSMEET web編集部

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