リアエンドは衝撃吸収装置を飲み込むことによって、それまでのコーダ・トロンカ形状から一変し、ゆるやかなスロープを持った形状となった。実車では中央に縦の継ぎ目が入ったが、これは翌1975年型からは消し去られている。キットではこの継ぎ目はモールドされていないが、プロモーションモデルを起源とするアメリカンカープラモでは当然のことと言えるだろう。パネルラインの類は本来、実車メーカーが見せたいものではないので、プロモでは基本的に省略されてきたのである。 写真:畔蒜幸雄、羽田 洋、秦 正史 記事にもどる