欧州車や日本車への対抗策として投入されたサブコンパクト(それまでのコンパクトよりさらに小さいモデル)の中では、AMCのグレムリンは最も早い例で、1970年2月に発売されている。その成り立ちは、本来のコンパクトであるホーネットのホイールベースをさらに短縮し、ボディ後半をスパッと切り落として2ボックス・スタイルにしたものであった。作例はこのamtの1974年型グレムリンXを、自作デカールなどもまじえて美しく仕上げた作品である(制作:瀧上徳和)。 写真:畔蒜幸雄、羽田 洋、秦 正史 記事にもどる