シトロエンの新型「C3」が懐かしの「サクソ」とともに、劇中で英エセックス州ビレリケイからウェールズ・バリー島へのロードトリップに登場
シトロエンは、イギリスの国民的テレビドラマ「ギャヴィンとステイシー (Gavin & Stacey)」の最終回を記念して、小型ハッチバック「シトロエン・サクソ」がヒット・シリーズの主役であったことを称え、ギャヴィンが所有するオリジナルのシトロエン・サクソを、今年数々の賞レースで受賞歴を重ねた新型「C3」とともにドライブに出るシーンで、ヒット番組の象徴的なシーンを再現した。
シトロエンは「ギャヴィンとステイシー」のフィナーレを祝う”フィール・グッド”なクリスマスイベントに参加させた。新型C3は、ギャヴィンのオリジナル・サクソとともにビレリケイからバリー島までのドライブ旅行に出かけた。ポセイドンブルーのシトロエン・サクソは、同番組で主役を演じたことで視聴者のアイコンとなり、同番組の最も面白い場面のいくつかに欠かせない存在となっている。
サクソの”精神的後継車”であるシトロエンC3の登場は、バリー島の海辺や「Marco’s café」(ステイシーが働いていた設定)、ビレリケイのパムとミックの家、バリーのグウェンのテラスハウスなど、人気番組で最も愛されたシーンを再現する機会を与えてくれた。
ギャヴィンのオリジナルのシトロエン・サクソはVTRモデルで、彼のような若い英国人に大人気となり、英国で4万台以上が販売された。サクソVTRは、アロイ・ホイール、フロント・エレクトリック・ウィンドウ、布製シート・トリムを標準装備し、CDプレーヤーを含むオプション装備もあった。
【写真5枚】シトロエンのアイコン「サクソVTR」は、シリーズを通して登場
サクソVTRは、アロイホイールやフロント電動ウィンドウなど、十分な装備を備えていると考えられていたが、時代は進み、新型シトロエンC3には完全電動式とハイブリッド式が用意されたいま、豪華な10インチ中央タッチスクリーン、ワイヤレス・ミラー・スクリーン・テクノロジー、アクティブ・セーフティ・ブレーキや車線逸脱警報システムなど、ギャヴィンとブリンおじさんが夢見たであろう”整然とした”機能が装備されるようになった。
シトロエン・サクソは、2002年に数々の賞を受賞したシトロエン・C3に取って代わられ、販売の成功は続き、世界中で560万台以上のC3が販売されている。新型C3の価格は£17,790(約350万円)から、Ë-C3は£21,990(約433万円)から。
新型C3はすでに複数の賞を受賞しており、「2024年ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」の候補にもなっていることから、シトロエンの誰もが「ギャヴィンとステイシー」がサクソをアップグレードするまでそう長くはかからないと確信しているようだ。