ボディーはこのように本体とアンダーボディからなるが、これもamtの同車と同じ構成である。新生リンドバーグが最初から1/25スケール(または1/24)の補完に進まなかったことを、1/20に賭ける本気度の表れと見るのは決して的外れではないはずだ。古いキット、不出来なキット、勿論すばらしいキットも1/25スケールには数多く存在するが、そこは一度完全に飽和したレッドオーシャンであり、モノグラムは1/24をブルーオーシャンと定めて躍進を遂げた。ジョージ・トテフの1/20スケール戦略もまた、この時点では決して夢物語ではなかったのだ。
写真:秦 正史(ご提供画像除く)