反対側の側面には、同社製のドラッグマシーンのキットが、プロストックやファニーカーなどといった囲みに分けて紹介されている。このUSA-1のドライバーであるブルース・ラーソンは、1960年代後半から1970年代初頭まで、シェベルやカマロといったシボレーのファニーカーで知られた存在であった。そんなスタードライバーのラーソンだが、1972年のマシン火災で負ったトラウマにより、1974年まではプロストックへと転向している。このベガはその時期に彼が駆ったマシンである。
写真:秦 正史(ご提供画像除く)