『バットマン』、『マイアミ・バイス』…猛威を振るうメディアミックスの陰で脈打つ胎動！【アメリカンカープラモ・クロニクル】第45回

箱の側面にはサイドビューの写真が掲げられるとともに、そのスペックが記されている。エンジン形式はジェット・タービンで推力1500ポンド、トルクは1750ポンド……と、このあたりは「そういう設定」でしかないが、ホイールベース141インチ、全長260.7インチ、全幅94.4インチ、といった寸法面の数字はおそらく事実であろう。実車は1974年型シボレー・インパラ（1969年型との説もあり）のシャシーを延長し、その上に独自のグラスファイバー製ボディーを架装して製作されたものとされている。