今回FLEETWOODのご協力により撮影できたこの個体は、組み立て済みの品であった。かなり荒い仕上がり(その勢いからは、これを組み立てた人が確かに楽しんで作ったのであろうということも伝わる)ではあるが、キットの実像を知る意味でもそのまま(破損・未組み立て部分もあったため編集子による補修を含む)ご覧いただこう。シャシーがちゃんとはまっていないのは、所定の位置に置くとスカットル部分のパーツにより押し出されて、フロントウィンドウが外れてしまうためである。このあたりはきちんと摺り合わせをして作った方が良さそうだ。
写真:秦 正史、畔蒜幸雄