これはトム・ロウ率いるプレイング・マンティス/ポーラーライツが2004年に操業停止(正確には改組)したことを受け、道半ばだった同社のオーロラ復刻事業の意を継ぐべく始動したものだったが、ポーラーライツが意欲的なファニーカー・キットの開発に邁進したように、ほどなくしてメビウスもアメリカンカープラモの新規開発へとごく自然に舵を切っていく。そうして2011年、第一弾キットに選ばれたのは、長らく新規開発が停滞していたアメリカン・ビッグリグのモダンなリブートであった。写真はこのキットを見事に組み上げたもの(制作:周東光広)
写真:羽田 洋、秦 正史