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【789万円から】ボルボ「XC60」アップデート版発売!次世代UXを導入、内外装デザインもさらに洗練

より現代的な印象にリフレッシュ

ボルボ・カー・ジャパンはミッドサイズSUV「XC60」の仕様を変更、発売した。価格(税込)は7,890,000~10,290,000円。

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XC60はボルボ・カーズにとってベストセラーモデルであり、現行モデルはこれまで世界中で150万台以上を販売、2024年には過去最高の年間販売記録を達成している。今回の大幅刷新では次世代ユーザー・エクスペリエンスの採用、内外装デザインのリフレッシュ、快適性の向上と環境負荷の低減など、さらなる進化を遂げたという。

大きくなった11.2インチのセンターディスプレイ

センターディスプレイは9インチから11.2インチに大型化され、解像度は従来比で21%向上。さらに、Qualcomm Technologies(クアルコム・テクノロジーズ)社の次世代コンピューター基盤Snapdragon Cockpit Platform(スナップドラゴン・コックピット・プラットフォーム)を導入。Google搭載のインフォテインメントシステムは従来よりも情報処理速度が2倍以上、グラフィック生成速度が10倍に向上したとしている。

新しいホーム画面は、EX30やXC90などと同様の新しいインターフェイスを備えたグラフィックとなる。これによって、地図などが表示されるメイン画面にワンタップでアクセス出来るようになった。ドライブモードの選択もより使いやすくなり、ホーム画面の「ドライブモード」ボタンから、最適なドライブモードにワンタップでアクセスでるとのこと。

また、ウィジェット機能により各種メディアやハンズフリー通話などへ簡単に切り替えが可能となったほか、コンテクスチュアルバーでは走行状況などに応じて車外カメラのアイコンが表示されるなど、使い勝手が向上したという。Google搭載のインフォテインメントシステムは、継続的な無線ソフトウェアアップデート(OTA)で、時間の経過とともに進化していくとされる。

さらに洗練されたデザインと安全で快適な乗り心地

エクステリアは、より現代的で洗練された印象を狙い、いくつかの変更が行われている。フロントグリルは最新のXC90とも共通したデザインとなり、新たなホイールや、ダークカラーに変更されたフルLEDテールライトなども力強さを強調。ボディカラーには新色の「フォレストレイク」「オーロラシルバー」「マルベリーレッド」が加わった。

インテリアではレザーフリー素材の採用を拡大。最上級となるUltra(ウルトラ)グレードでは、従来のファインナッパレザーに加え、100%リサイクルポリエステル素材「ネイビー・ヘリンボーンウィーブ」を無償オプションとして設定。Plus(プラス)グレードには従来の本革シートに替わり、リサイクル素材とバイオベース素材から作られる「ノルディコ」シートを標準装備した。

また、全グレードにテイラード・ダッシュボードやオレフォス社製クリスタルシフトノブを採用。トンネルコンソールにはより利便性を高めるための変更が加えられ、新デザインの2+1のカップホルダーや、より使いやすい位置に配置されたというスマートフォンのワイヤレス充電器が装備されている。ピラーやエンジンルーム等には遮音材が追加採用され、キャビンの静粛性も向上したとのこと。

安全面ではパイロットアシストにエマージェンシー・ストップ・アシスト機能を追加。これは、「パイロットアシスト」作動中ドライバーが両手でステアリングホイールを握るよう求められても反応しない場合、自動で車を安全に停車させる機能だ。

ラインナップはマイルドハイブリッドの「Plus B5(プラスB5)」、「Ultra B5 AWD(ウルトラB5 AWD)」、プラグインハイブリッドの「Ultra T6 AWD Plug-in hybrid(ウルトラT6 AWDプラグインハイブリッド)」の合計3モデル。B5パワートレーンは、今回新たにミラーサイクル化され、従来比で燃費効率が約5%向上したとのことである。

価格(税込)はプラスB5が7,890,000円、ウルトラB5 AWDが8,790,000円、ウルトラT6 AWDプラグインハイブリッドが10,290,000円。

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