LE VOLANT モデルカー俱楽部

【速報】バブルの象徴「Z20ソアラ」がハセガワから登場! 1/24プラモデルは後期3Lエアサス仕様で2025年11月発売予定【LE VOLANT モデルカー俱楽部】

スーパーグランツーリスモ登場!

様々なヒストリックカー、特に国産旧車のキット化を積極的に続けているハセガワから、またもや驚きの新製品アナウンスがなされたのでお伝えしよう。1/24スケール・プラモデルとして、「トヨタ ソアラ(Z20)後期型 3.0GT-リミテッド(1989)」が、2025年11月1日頃に発売予定とのことである。

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バブルを彩ったハイソカー

ソアラは、当時のメルセデスやBMWに真っ向勝負を挑んだ高級スぺシャリティ・クーペである。Z20型系はその2代目モデルで、初代登場から5年後の1986年1月に発売された。ボディは張りのある豊かな面で包まれ、すべてのウィンドウを三次曲面としたグリーンハウスは、徹底的にフラッシュサーフェス化。基本的にはキープコンセプトながら、さらなるハイソ感をアピールした。

エンジンは4種類あり全て直列6気筒で、フラッグシップの3Lはただのツインカムでなくターボも付いた7M-GTEUに進化。これにはインタークーラーも装備され、最高出力は230psを発揮した。2Lは3種類あり、ツインカム・ツインターボの1G-GTEUとそのベースであるNA版1G-GEU、そしてSOHCの1G-EU。サスペンションは前後ダブルウィッシュボーンを採用し、トップグレードの3.0GT-リミテッドには電子制御式エアサスペンションも用意された。

1988年1月にはマイナーチェンジで細部デザインを変更、翌年にはSOHCの1G-EUをDOHCの1G-FEにチェンジしたほか、電動格納式メタルトップのエアロキャビンも500台限定で発売されている。3代目へのバトンタッチは1991年5月のことだった。

3D CAD画像を見るだけでもキット発売が待ち遠しい!

今回ハセガワがキット化するのはこのZ20系ソアラのうち、後期型の3.0GT-リミテッド、エアサス仕様(MZ21型)である。アナウンスにあたっては3D CAD画像が公開されているが、当然ながら徹底的な実車取材が行われていることが窺え、ハセガワならではのクオリティの高い仕上がりはすでに約束されている、と言っていいだろう。

この段階ですでにプロポーションの良さは間違いないが、素晴らしいのは前後左右のプロテクションモールが、ボディとは別部品、しかもクリアーパーツで用意されているということだ。実車のモールが透明な樹脂で覆われているのは、オーナーかよほどのマニアでもなければなかなか気づかない箇所である。むろんボディのほか、シャシーやインテリアの再現にも抜かりはなさそうだ。足周りの部品はノーマル車高のほか、ローダウン状態のパーツもセットされるとのこと。さらに、ボーナスパーツとしてリアスポイラーのパーツが付属する。

ボディはホワイト成型となり、前後ライトのリフレクターやフェンダーアーチモール、ドアノブなどはメッキパーツで用意される。窓の塗り分け用マスクシールも付属し、価格は3,630円(税込)、発売時期は2025年11月1日頃の予定。

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