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新型アウディ「Q3」の走行性能、スコットランドで明らかに。コンパクトSUVの新たな基準を示す先進技術とは

あらゆる道を快適に。運転支援と足回りが進化した新型アウディQ3

アウディは2025年9月29日、新型「Q3」に関する新たな情報を公開した。8月末には車両詳細が発表されていたが、今回はスコットランドのハイランド地方を舞台とした試乗イベントを通じて、その詳細な機能や走行性能が明らかにされた。

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市街地で真価を発揮する、インテリジェントな運転支援システム

新型Q3は、力強く、コネクテッドで、多用途性を備えたコンパクトセグメントのオールラウンダーSUVであるとアウディは主張している。今回のイベントでは、スコットランド最大の都市グラスゴーからQ3の旅が始まり、市街地の走行を経て雄大なハイランド地方へと向かった。

都市部では、インテリジェントな運転支援システムの恩恵をアピール。超音波センサーと高解像度カメラにサポートされた「パークアシスト・プラス」は、狭い駐車スペースでも高精度な操作を可能にする。また、「交通標識認識」システムは制限速度などを検知してヘッドアップディスプレイに表示し、ドライバーの負担を軽減する。さらに、最大50mの後退を自動操舵する「リバースアシスト」も搭載されており、狭い袋小路でもストレスフリーな運転を実現する。

ロングドライブを支える、上質な乗り心地と操縦安定性

高速道路では、「アダプティブクルーズアシスト・プラス」が加速、制動、レーンキープをこなし、リラックスした快適なドライビング体験をイベントの参加者に提供した。この間、ドライバーはアダプティブ音声アシスタントを使い、インフォテインメントや空調の操作を音声で行うことが可能となっている。

ハイランドのワインディングロードでは、「ダンパーコントロール付きアダプティブサスペンション」がその能力を証明した。路面状況の変化に瞬時に反応し、快適な乗り心地とダイナミックで正確なハンドリングを両立させる機能だ。

もはや”光の知能”。革新のデジタルマトリクスLEDライト

特に注目すべきは、フルサイズクラスから受け継いだ先進のライティング技術だという。新型Q3には、コンパクトセグメント初となるマイクロLEDモジュールを搭載した「デジタルマトリクスLEDライト」が採用された。片側わずか13mmの幅に25,600個ものマイクロLEDが内蔵され、それぞれが人の髪の毛の約半分の太さしかない。これにより、悪天候下でも極めて高精度でハイコントラストな路面照射が実現されている。

さらに、自車レーンを明るく照らす「レーンライト」や、車線内での自車位置を示す「オリエンテーションライト」といった機能も備わり、安全性を大きく向上させている。

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8月の発表で明らかにされた通り、新型Q3はよりエモーショナルなエクステリアデザイン、大型ディスプレイを一体化した「デジタルステージ」のインテリア、そしてマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドを含む多彩なパワートレインを備えている。今回の試乗イベントは、そうした先進技術が実際の走行シーンでいかにドライバーをサポートし、運転の喜びを高めるかを具体的に示したものだと言えるだろう。

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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
LE VOLANT web編集部

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