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2025 AUTOBACS SUPER GT第8戦(最終戦)「MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL」の決勝レースが、11月2日にモビリティリゾートもてぎで行われた。決勝日の天候は曇りで、路面コンディションはドライ、気温はスタート時が19度、路面温度は24度という状況の中、いよいよ今シーズンを締めくくる最終戦の火ぶたが切られた。
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後半に向けてタイトル争いがさらに激化
レース序盤は、ポールポジションからスタートした#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが徐々にギャップを築く。後方には予選2位の#5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号、#52 Green Brave GR Supra GTが続く。
一方中団では17番手スタートの#777 D’station Vantage GT3と19番手スタートの#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIが7周目の90度コーナーで接触。#777はすぐにコースに復帰したが、#6はグラベルにストップしてしまい、最初のFCY(フルコースイエロー)が導入された。
ランキング首位で最終戦を迎えていた#65 LEON PYRAMID AMGは予選14位スタートから10番手までポジションをアップ、ランキング3位だった7番手の#7 CARGUY Ferrari 296 GT3は#666 seven × seven PORSCHE GT3Rをオーバーテイクし6番手に浮上するなど、後半に向けてタイトル争いがさらに激化する様相をみせる。
終盤ペースの落ちなかった#5 マッハ86が逃げ切り、6位の#65 LEON AMGがタイトル獲得
ピット作業が終了すると、#5がトップで、#52、#61が続く。ここで#5はタイヤ無交換にも関わらずペースが落ちず、逆にジワジワと#61とのギャップを広げていくことになる。さらに2番手以降のバトルが激化したこともあって、トップを行く#5と2番手集団との差は徐々に広がり、最終的に9秒近い差でフィニッシュした。これで#5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号は、チーム参戦から22年目にして、ついに初優勝を掴み取った。
また2位争いは、#61、#52、そして#666、#56の4台が激しいバトルを繰り広げる。このバトルを制したのは#61 SUBARU BRZ R&D SPORTで、3、4位は最終周で#52をオーバーテイクした#666 seven × seven PORSCHE GT3R、#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rとなった。
これにより6位でフィニッシュした#65 LEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥/菅波冬悟が、2025年のGT300ドライバーチャンピオンを獲得した。蒲生にとっては2018年以来の2度目、菅波は初めての栄冠に輝いた。また、LEON RACINGにとっても2018年以来の2度目のチームタイトル獲得となった。
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