20万人が熱狂! 欧州最大級のカスタムの祭典
ドイツで開催された欧州最大級のカスタムカー&クラシックカーの祭典「エッセンモーターショー」が2025年も11月29日から12月7日に開催。20万人が熱狂した会場では、根強いJDM人気に加え、「当時風」カスタムへの回帰という新トレンドが鮮明に。5400万円のインプレッサ22Bの衝撃や、出展30年を迎えたKW社の動向など、変化する欧州カスタムシーンの「今」を、カメラマン山本佳吾氏が現地からレポートする。
【画像11枚】GT-R、22Bからドイツ連邦軍まで。「エッセンモーターショー」現地の熱気あふれる写真を見る
カスタムの流行は「現代風」から「当時風」へ回帰する
欧州最大級のカスタムカーイベント「エッセンモーターショー」が今年もドイツ・エッセンで開催されました。街では華やかなクリスマスマーケットが開催されているにもかかわらず、20万人もの愛すべきカーガイが訪れたエッセンショーは、いわゆるチューニングカーのみならず、最近ではライフスタイルに全振りした展示や、世界的に人気が衰えないヤングタイマー世代のフルオリジナル車が展示されていたりと、以前とは少し様子が違ってきている雰囲気。とはいえ、やっぱり目立つのは派手にカスタムされたクルマたち。アフターパーツメーカーの出展もまだまだ多く、洋の東西を問わず改造車人気は相変わらずです。

ドイツの年末の風物詩エッセンモーターショー。2025年も20万人の来場者が訪れ盛り上がった。
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