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ブッフローエに捧ぐ、感謝の140台。アルピナ60周年の節目に開催されたオーナー主催ミーティング

「ALPINA BUCHLOE FINAL MEETING」はオーナー達の手作りイベントとして開催されたので、運営スタッフもマイカーで参加。
入場時に本部テントの前でストップし、参加記念品を受け取った参加者たちは、そのまま全車撮影ゾーンに愛車を進めた。
強固な初代M3用ボディにアルピナ製6気筒エンジンを搭載しているB6 3.5Sも参加。生産台数62台の稀少車なので、終始注目された。
スタッフの尽力によって世代毎に参加車両が並べられたので、ひと目でアルピナの変遷を楽しむことができた。
道の駅うつのみや ろまんちっく村 第3駐車場が会場となった。置き系のイベントとして、会場をしっかり借りて開催された。
これほどまでに大規模なアルピナのオフ会は珍しいので、全国各地から総勢約140台の新旧アルピナが集まった。
アルピナ本社から主催者である根本さんのところに送られてきたグッズたちが参加記念品として配布された。
根本さんをアルピナ・オーナーに育て上げた父は、1998年式のALPINA B6 2.8ツーリング(日本限定モデル)と2004年式のロードスターSで参加。
主催者の根本さんは32歳。父からE36を買いなさいとそそのかされ、社会人1年目が終わる前に父が通うお店にて相場よりも安価にてB3 3.0/1を購入。
ブッフローエにあるアルピナ本社を2025年4月上旬に個人旅行で訪問した際の写真を根本さんは車内に飾っていた(エンジンルームにて撮影)。
根本さんの父はBMW320i(E36)に20年以上乗り続けた末にB6 2.8ツーリングを2013年に買い、2015年にロードスターSを増車した。
入場時の動線が明確化されており、まず本部テントの前でストップし、ここでドイツから届いた参加記念品を受け取った。
「ALPINA BUCHLOE FINAL MEETING」はオーナー達の手作りイベントとして開催されたので、運営スタッフもマイカーで参加。

ALPINA BUCHLOE FINAL MEETINGが栃木県で開催

2025年11月29日にアルピナのオーナーたちによる手作りのイベント「ALPINA BUCHLOE FINAL MEETING(アルピナ・ブッフローエ・ファイナル・ミーティング)」が開催された。会場となったのは、道の駅うつのみや ろまんちっく村 第3駐車場だ。総勢およそ140台もの新旧アルピナが集結したこのミーティングの熱気をレポートする。

【画像12枚】ドイツ本社から届いたサプライズとは? オーナーたちの熱意が結集した当日の模様を写真で見る

「ありがとう、すべてのBMWアルピナ」。140台のアルピナを呼び寄せたオーナーの情熱

このミーティングの主催者は、自身もアルピナ B3 3.0/1を所有している根本修平(Shiron)さんで、全国各地から総勢約140台の新旧アルピナが集結。個人が旗振り役を務めた手作りイベントとは思えない規模での開催となった。参考までに記しておくと、6月1日からSNS等で告知し、参加車を募集したところ、わずか3ヶ月で120台の募集枠が埋まったそうだ(運営スタッフ車も足して総勢約140台)。

2025年はアルピナが60周年を迎えた記念すべきタイミングで、それと同時にドイツ・ブッフローエでのコンプリートカーの開発、製造、販売を終了する年でもあった。そこで根本さんは2025年4月上旬にブッフローエにあるアルピナ本社を個人旅行で訪問。その際に、アンドレアス・ボーフェンジーペン社長や社員の方々と面会したのだという。

ブッフローエにあるアルピナ本社を2025年4月上旬に個人旅行で訪問した際の写真を根本さんは車内に飾っていた(エンジンルームにて撮影)。

ブッフローエにあるアルピナ本社を2025年4月上旬に個人旅行で訪問した際の写真を根本さんは車内に飾っていた(エンジンルームにて撮影)。

今回の大規模オフ会の前にSNSを通じて顔見知りだけで集まり、昨年の5月に20台程、今年の5月に40台程でプレイベント的なものを開催したそうで、日本でオーナー有志が集まったときの写真をアルピナ本社で披露。社長や社員が大変歓んでくれたそうだ。

そのような出来事もあり、根本さんの心の中で「ありがとう、すべてのBMWアルピナ」という想いがさらに強くなり、より大規模なオフ会を計画することになった。BMWのサブブランドになる前に本国でもアルピナの歴代モデルや往年のレーシングカーを展示するオーナーズミーティングが大々的に開催され、話題となったが、アルピナ好きが多いことで知られる日本も負けていなかったわけである。

アルピナ本社からの記念品も配布。世代を超えた「名車」たちが一堂に会す

会場を借り、置き系のイベントとして開催された「ALPINA BUCHLOE FINAL MEETING」では、参加車両を世代ごとに並べ、その変遷をひと目で楽しめた。愛車コンテストは行わず、協賛ショップやキッチンカーの出店もなく、純粋にアルピナのオーナー同士が歓談し、情報交換などの場として機能するようにもなっていた。

エントリーした参加者は、入場すると必ず本部テントの前でストップし、参加記念として配布されたALPINAボールペン、1969 BMW 2002ti ALPINAペーパークラフト、ALPINA CLASSICポストカード、ALPINA CLASSICステッカーを受け取った(その後、1台ずつ撮影)。これらのグッズはアルピナ本社から送られてきたもので、ポストカードとステッカーは本国で開催された60周年イベントでも配られたアイテムのようだ。

これほどまでに大規模なアルピナのオフ会は珍しいので、全国各地から総勢約140台の新旧アルピナが集まった。

これほどまでに大規模なアルピナのオフ会は珍しいので、全国各地から総勢約140台の新旧アルピナが集まった。

「数々の名車を日本に届けてくれたアルピナに感謝と敬意を込め、オフ会企画を立ち上げました。日本からもブッフローエに感謝の気持ちを伝えたかったのです。みんなが愛車を大切にする気持ちを持ち続ければアルピナは続いていきます。輪が広がることに期待しています」

そのように話してくれた根本さんの熱意は、ドイツまで届いたはずだ。

【画像12枚】ドイツ本社から届いたサプライズとは? オーナーたちの熱意が結集した当日の模様を写真で見る

フォト=宮越孝政/T. Miyakoshi

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