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極限のパフォーマンスと非日常の邂逅。メルセデスAMGが贈る「MAGARIGAWA」での濃密な試乗体験

パドックを埋め尽くす圧巻のAMGモデルと、非日常の歓び

「AMG」の3文字が放つ特別なオーラ。メルセデス・ベンツのハイパフォーマンス部門を担う彼らの原点は、1967年に設立された独立チューナーにある。「ワンマン・ワンエンジン」の哲学のもと、レースで培ったテクノロジーを市販車へと惜しみなく注ぎ込むその姿勢は、日本のエンスージアストたちをも深く魅了し続けてきた。

我が国におけるメルセデスAMGの販売台数は例年上位につけており、世界初の専売拠点「AMG東京世田谷」が設立された事実からも、日本がいかに重要な市場と捉えられているかが窺えるだろう。そんなメルセデスAMGが、日本のオーナーに向けたクローズドのサーキット試乗会となる「Mercedes-AMG 試乗会 @MAGARIGAWA」を開催した。舞台は世界屈指のプライベートサーキットとして知られる「THE MAGARIGAWA CLUB(マガリガワ・クラブ)」だ。
【画像22枚】まさにエクスクルーシブな世界!「THE MAGARIGAWA CLUB」で開催されたMercedes-AMGオーナー向け試乗会の模様はコチラ

会場に足を踏み入れると、パドックには現行のAMGモデルがずらりと並び、さらには超高級ラインであるメルセデス・マイバッハまでもが展示されている。何十台というメルセデスが揃う空間は、まさに壮観の一言だ。

THE MAGARIGAWA CLUBは、車両によっては250km/hオーバーも容易いという本格的な高速レイアウトを持つ。安全を考慮して試乗は先導車付きの隊列走行で行われたが、そのペースは一般道では決して味わえない領域のもの。走行を終えてコクピットから降りてくるオーナーたちが、一様に紅潮した顔つきで高揚感を抑えきれない様子だったのが印象的だ。

800馬力オーバーを全開に。短時間でも伝わる「真面目なクルマ作り」

ありがたいことに、筆者も少しばかりステアリングを握る機会を得た。今回テストできたのは、「GT 63 S E Performance」と「SL 63 S E Performance」。いずれもV8バイターボ・エンジンに高性能バッテリーとモーターを組み合わせた、システム最高出力800psオーバーを誇るAMG最高峰の電動化モンスターである。

まずはSL 63 S E Performanceでコースイン。優雅なラグジュアリー・ロードスターを連想させる出で立ちだが、コース内最長のストレートで意を決してスロットルペダルを床まで踏み込むと、AMGの真骨頂が顔を出す。モーターによる瞬時のトルクの立ち上がりと、V8特有の猛烈な咆哮がシンクロし、気が遠くなるような加速で牙を剥く。日常域での極上のグランドツーリング性能を担保しながら、いざとなればサーキットの主役になれる。世界中のセレブリティがAMGを愛する理由が、ダイレクトに伝わってくる瞬間だ。

一方のGT 63 S E Performanceも、桁外れのスペックを余すところなく路面へと叩きつける。極限のパフォーマンスを持ちながらも、シャシー制御の緻密さはまさにドイツメーカーの面目躍如といったところ。どれほど振り回しても破綻の兆しを見せない真面目なクルマ作りが、ベースにはしっかりと息づいている。

PHEVという新たな武器を手に入れ、さらなる高みへと登り詰めたAMG。自動車メーカーにおいて、ハイパフォーマンス部門がこれほどまでに高いプレゼンスを示す例はそう多くない。実際に手に入れて、この途方もない実力を心ゆくまで試してみたい――そう思わずにはいられない、濃密でエクスクルーシブな一日だった。
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LE VOLANT web編集部

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